息子たち、矯正歯科に、お世話になる
こんにちは(^^
今日は、息子たちが、矯正歯科にかかり始めたころから現在までを、思い出しながら綴ってみます。2008年~現在の内容です。かみ合わせです。
長男、矯正歯科スタート
2008年、長男が小学2年生のころ。
歯の生え変わりで、前歯のかみ合わせが逆になり、矯正治療をスタートすることに。当時、通っていた「子どもの歯科」。発達障害はありますが、定期的な歯科通いは、馴らしてありました。
毎週水曜日に、矯正専門の医師が来ています。矯正で予約。
審美目的ではなく、ほおっておくと、明らかに影響のある場合もある、と説明を受けています。私自身も、かみ合わせ矯正しているので、治療に抵抗はなかったです。
治療の契約で、まず10万円。毎月1回、定期調整と経過観察で、5000円。装置の代金は、その都度です。振り返ると破格の安さでした。
歯型をとり、上歯は並べて広げるように、上下の歯全てに「マルチブラケット」とワイヤー金具を取り付けました。最初のころは、ワイヤーが何度も外れて、その度に、歯科へ、直してもらいに通いました。
金具が触れる部分は、よく口内炎になっていました。
ガムやグミ、キャラメルなど、歯にくっつく食べ物は中止です。お餅も、気を付けるようになりました。
長男 T 小6ころの矯正具の様子。
チンキャップ(ヘッドギア)と言って、顎を押さえる装置一式も始まりました。夜には、被って寝ます。下あごの成長を押さえます。
長男は小3~小6くらいまで、チンキャップ(ヘットギア)を被って寝ていたそうです(本人談)。
長男、抜歯矯正も
実は、歯の粒が大きくて、あごが小さく、全部は並びきらない(乱ぐい歯)ため、永久歯を4本抜いて歯間を調整することになりました。
下あご側の2本は抜いて、歯並びの治療を続けています。
ところが、上の2本は、最終的に生えてきませんでした。数か月おきに、レントゲンで確認していると、1本は、上あご前歯の上に、鼻の方向へ向かって、埋まっていることが分かりました。
埋伏過剰歯と言いました。
小5の冬休み。その過剰歯を抜歯するのに、入院と手術を受けています。これは、いずれ書くかも、です。
歯科矯正治療は、任意です。健康保険も適用されないです。ですが、成長期の場合、歯科医師の判断で、治療しなかった場合のリスクを、診断書として書いてくれます。
翌年の国税還付申告で、治療費を申告。オーバーした部分の控除額を、還付うけています。
長男、歯みがきのむずかしさ
歯科矯正中で、最も大変だったのは、歯みがきです。低学年では、矯正金具が入ったばかりで、私が歯磨きを手伝っていました。ですが、学齢が上がるにつれて、歯磨きの手伝いを、親はほとんどしない状況です。
長男は「磨いたよ」と言いつつ、適当だったようです(汗)。
毎月「小児歯科 兼 矯正歯科」へ通うので、毎回クリーニングしていただいていました。小さな虫歯には、何度もなりましたが、痛くなる前に、歯科の日が来るので、定期的にケアです。
小6のころ。帰省バスを待っているときに、長男の口臭が、あまりにもひどいことに気がつきました。そこで「実はあんまり磨いていない...」と知りました(汗)。
それからは、私も本腰を入れて、更にうるさく言うようになりました。義祖父母にも、同じように話してもらいました。
義祖母より「インプラント1本100万円で(当時)、歯は、上下全部で2000万円以上の資産価値があるのよ。丁寧に磨けば、生涯、その健康資産を保っていける」と伺いました。
※現在のインプラント相場は、1本30~50万円くらいのようです
お金が大好きな長男は、この説明で、とても納得したようです。
赤い「染め出し液」を購入し、磨き残しの「見える化」を、家庭でも取り入れました。これが長男には、大ヒットでした。
そして、歯磨きの習慣とスキルを、徐々に獲得していっています。歯科への通院も、1人で定期的に通えるように成長しました。
長男、矯正治療の終わり
歯並びの状態に合わせて、ワイヤーの強さや、マルチブラケット金具を変更していきました。
中3~高校生のころには、歯の裏側に柔らかめのワイヤーのみ。定期的な歯科通院も、装置が落ち着くと、3ヶ月に1回になりました。
高校3年生で、矯正治療を完全に終えるまで、口腔内に装置がありました。
担当していた歯科医師は、自分の医院を持つまでに変化。遠方でしたが、最後の数回は、新しくオープンした歯科医院へ、担当医師を慕って通いました。
長かったですが、キレイな歯並びと、歯みがきの習慣を手に入れました。
次男、歯科矯正のスタート
次男も同じ歯科で、幼少期から、かみ合わせを心配されていました。
2011年、6才ころ。就寝時のマウスピースで、かみ合わせ矯正をチャレンジ。当時5万円ほど。ですが、本人が気持ち悪がり、どうしても続きませんでした。
2013年、小2で永久歯に生え変わるタイミング。かみ合わせが逆になりつつありました。
矯正の先生が来るのは週1回。予約いっぱいで取りずらかったため、私の掛かりつけ歯科へ変更し、矯正にチャレンジ。
上あごを広げるため、取り外し可能なプレート(拡大床)を入れました。検査費2万円、プレート代金6万円と、定期的な診察です。
寝る前に、上あごの内側にプレートをはめます。毎日、ねじで半巻きし、プレートを広げていきます。これで数年ほど、様子をみることに。
ところが、生え変わる歯の粒が大きく、上あごは、思ったほど広がりませんでした。改めて、専門の矯正歯科を紹介されました。
次男、転院後、本格的に矯正スタート
2016年の秋。小5のとき。隣区、駅ビル6階の矯正専門歯科へ、改めてかかりつけます。ここで、本格的な矯正歯科治療をスタート。
健康保険は効きません。最初の検査と治療方針の相談で、前期と後期の治療が必要な見通しと、金額の提示がありました。
第1期の治療で30万円、第2期の治療で約30万円~の提示。次男の場合は、舌突出癖の改善トレーニング、治療用のチンキャップ、ブラケット装着など、大半を含みます。
ブラケットは、金属ばかりではなく、透明な品も選べて、とても美しく進化していました。
そのほか、定期的に、検査や調整に通います。内容により、月1回で、3~7000円。「習い事をしているつもりで」と提案でした。
長男の歯並びと経過を見ているので、治療する方向で、契約しました。
次男は、舌の位置が下がっていて、舌が下歯を押し出しているので、通院のたびに舌の筋機能訓練を習っていました。家でも繰り返すように、トレーニングです。
小学生時代。前期治療では、上下の奥歯に冠を入れ、毎晩、ミニ輪ゴムを自分で装着。上あごが前に広がるように、少しづつ動かしています。
加えて、チンキャップを被って寝ます。下あごの発達を抑え、上下のあごのバランスを改善することが、前期治療の中心でした。
寝ぐせがつき、前髪が擦り切れましたが、根気よく被って寝ていました。
次男、後期治療でブラケット装着
2019年、中学生の途中で、後期治療がスタート。
最初に、あごが小さく歯が大きいため、永久歯4本を抜いて、あごの大きさに合わせることを強く勧められました。が、本人の希望や夫と相談し、次男の場合はパス。ぎりぎり収まっているので歯は全て残しています。
見えずらいですが、マルチブラケット装着。これで中3のころ。
長男のときほど金具感はなかったです。歯みがきが難しくなり、本人が気にして、丁寧に取り組んでいました。次男は、電動歯ブラシを好んで使っています。
現在は、後期治療も終盤で、表面のマルチブラケットは終了。歯の裏側に、保定ワイヤー装着です。ぐっと負担は減ったようです。
チンキャップ(ヘットギア)は、中学生になっても、成長期が落ち着くまで付けて寝ていました。長期間、よく頑張りました。
今は、3ヶ月に1回程度、保定ワイヤーの確認に、矯正歯科へ通院しています。
通常のかかりつけ歯科へ
平行して、通常のかかりつけ歯科を、近所に探し、数か月おきに通っています。虫歯治療や、歯石除去クリーニングです。
以前は、小児歯科。
矯正歯科では、矯正治療が中心なので、別に掛かりつけ歯科が必要になり、改めて評判をもとに探しました。
2人とも通い慣れて、自分で通えるようになりました。
2人とも、全て自分の歯で、目立った虫歯や治療跡もなく、比較的キレイです。
これからも、歯は大切にして欲しいなぁと、願っています。
そのお気持ちが、もう嬉しいです♡ お互い幸せに、栄えていきましょうね(^^