長男 小5~、中学の進路(支援か?普通か?)を考え、学習塾(個別指導)を利用し始める
こんにちは(^^
今回は、2011年~の内容です。
発達障害のある長男 T (小5~)の子育て中、学習塾や私立中学受験について、動き始めたころのことを、思い出しながら綴ります。
ちなみに当時、次男 Y は、幼稚園の年長でした。
小学校での環境
長男 T が小5のとき。在籍は支援学級(情緒)、連携する普通級で、ほぼ全時間、学習が叶っていました。
連携し日常の大部分を過ごしている普通級では、学級編制がありました。学年およそ60名の大半は、すでに知り合いです。長男 T は、そのまま安定して通学。
普通級の担任は、小4から持ち上がりました。なので、小学校生活は普通級の学習を中心に、安定していたと思い出します。ありがたいです。
当時、新たに考え始めたのは、進学する「中学校」のこと。在籍のほか、どこの中学校にするか?...新たに悩み始めました。
学習には、ぎりぎり、ついていけている感触。保護者面談で、夫とともに確かめながら、普通級への進学を模索しはじめています。
当時、小学校との個人面談には、私たち夫婦のほか、小学校長、教頭をはじめ、普通級担任、支援級からは、担任ほか複数人...と、総勢9名が集まったこともありました。
T への最善や案を、それぞれの立場から教えて下さいます。ありがたくて、毎回、感謝の気持ちでいっぱいでした。
クラスメイトの大半が進学する、小学校区の「公立 A 中学校」は、市内でも、かなり教育に熱心な地域にあるため、学習レベルの高い中学校で有名でした。
ですが「内申点」が取りずらい...と知ります。成績上位者がひしめき、得点では差がつかないため、例えば1回の忘れ物で、評価(内申点)5 → 4 になる...などの話しが、よく囁かれていました。
居住地域の環境
T は、校区を越境して通っていたため、居住校区の「公立 B 中学校」には、知り合いが、ほぼいない状況です。
夫は当時、居住地の B 中学校を選ぶことに消極的でした。トラブルで、T が将来的に暮らしずらくなる可能性を考えて、のことです。夫にとっての母校。昔、荒れていた時代を知っているので、胸中は複雑なようでした。
北海道では、中学・高校ともに、公立学校への進学が根強く人気の地域です。将来的な高校進学のことも、具体的に考えはじめていました。
公立高校の受験では、中学1年生から「内申点」の積み上げが必要で、合否にとても影響する地域特性です。
長男 T にとって、内申点のことも気がかりでした。先生に気に入られるか?そもそも、授業についていけるのか...?
支援級では、そもそも、評価(内申点)を、もらえるのか...?
中学の支援級と普通級
中学校で、支援級に在籍だと、将来は「特別支援学校(高等部)」への進路に限られてしまう...とも、当時は伺っていました。
現実には、友人親子で、新規開設の1人支援級(中学)を活用(いじめ回避)し、個別カリキュラムを組み合わせ、実力で進学高校に進んだ具体例を、同時並行で知りますが、しっかり準備のレアケース?と思っています。
更に当時、よくよく教育委員会などのサイトで調べると、一般的な「高等学校」と「特別支援学校(高等部)」では、「卒業資格」が隔てられてるように読み取れました。
なので中学は、可能な限り「普通学級」を希望していることを、周囲に伝え、本人の学習やつまづきの様子を、丁寧に見ていく方向に定めていきました。
小学校とは、継続的に連携しています。
学習塾(個別)の利用
家庭では、小5の7月から、学習塾を利用し始めています。
ですが、私に予備知識がなく、今考えると、長男にはミスマッチな進学塾系列を選んでしまったなぁ...と、反省しています。
私の暮らす地域では、よく広告をみかける、塾系列の個別指導コース。
隣りの駅にある教室。
毎週1回、1コマ約80分で、月謝1万円弱ほど。
個別指導のため、チューター1名に対し、生徒1~2名。
月曜日、放課後の枠。
長期休暇には、追加講習(枠)の案内があり、数万円で追加していました。塾代金は、年間で20万円程度だった印象です。首都圏の情報を知った今では、金額は良心的でした。
毎回、送迎していました。
入塾と同時に、塾オリジナル教材の購入が必須なので、入手したのですが、実際には「漢字・計算」のプリント学習。繰り返して、延々と続きました。
T の実力にあわせて、基礎学力の定着を図るため...と、面談で伺った記憶があります。
確かに、塾主催「漢字・計算コンクール」で、少しづつ成績に伸びはあったと記憶しています。
学校外で、現役の大学生チューターとコミュニケーションする環境は、塾でしか得られない経験だった、とも思います。
小学校の普通級では、習い事や通塾している児童が多く、長男も環境に影響され、スムーズに通っていました。振り返ると、恵まれていました。
私立中学校の見学を始める
中学校選びでは、高校受験のない中高一貫校(私立)に通わせることも視野に入りました。私立中学校の見学会に足を運び始めたのも、このころです。
小学校から私立中のパンフレットが配られて、初めて気がついた感じでした。
私は、居心地や環境を買う...といった視点で、T が気に入り、受け入れてもらえるか?といったところを、考え始めていました。
夫は、別の視点で、捉えていたようです。反対は無かったです。
隣市の仏教系の中高一貫校なら、もしかして、T にも可能性があるんじゃないか?と、希望を膨らませていきました。
塾や小学校にも相談し、基礎学力の定着を図っていきました。
小6、在籍の異動
小6に進学し、落ち着いた初夏。
夫婦で長男の様子をみながら、中学は、普通級への進学を決め、小学校へ連絡しています。
学校側にも動いていただき、小学校での在籍を「支援級」から「普通級」へ変更していただきました。
実際には、小4のころから、普通級と同じ通知表(評価)を、プラスして受け取っていました。ありがたかったです。
「よい」「ふつう」「もうすこし」の3段階評価で、「ふつう」と「もうすこし」が大半の評価でしたが、体育など「よい」も、所々ある感じです。
T のような評価の児童は、一般的には珍しくない、とのことで、進路選択に背中を押していただきました。
おまけ、参考になる 受験系YouTuber
ここからは、私が参考になるなぁ、と思いながら、たくさん観てしまっている「受験系 YouTube 動画」のご紹介です。
◆中学受験
「二月の勝者」に因んだ動画から、ついついそのタイミングの良さに、観てしまっていた、にしむら先生。
この方の発信されている内容、事前に知っていたなら...(涙)と、何度も思いながら、楽しく見ています。
例えば、こちら
これも、居住地域に全ての塾は無いのですが、興味深かったです。
これも、面白かった!
高校受験については、息子たち二人とも、無事に過ぎ去ってしまったので、何も参考にしていないのですが...
◆大学受験
現在、次男が高校1年生なので、つい見てしまっている チャンネル「
CASTDICE TV」
大学群のことを知りたくて、検索し、観はじめました。
例えば、こちらの解説、ものすごく解りやすいです。
その関連で、塾長コバショーさんの動画、つい見てしまっています。リアリティ抜群、辛口ですが、タメになり面白いです。
こちらも、大学受験の全体像を理解するのに、オススメ。
自分の時には、田舎出身と経済的な理由で、大学受験の詳細や、通塾にまったくご縁がありませんでした。
長男のときも、高校不登校から 通信制 → 専門学校が、精一杯だったので、初めて知ることが多く、とても興味深くて面白いです。
それでは、また次回。
ここまで、読んでいただき、ありがとうございます♬
追記:皆さんの「スキ」がトロフィーになりました🏆✨いつも読んでいただき、本当にありがとうございます(^^
そのお気持ちが、もう嬉しいです♡ お互い幸せに、栄えていきましょうね(^^