おーちさん

こんにちは。 おーちようこ、です。大枠はライターで、企画や編集なんかも手がけています。…

おーちさん

こんにちは。 おーちようこ、です。大枠はライターで、企画や編集なんかも手がけています。 由無し事や、ツイッター(@yoko_oochi)にしたためた舞台の感想をまとめてみたりしています。 世に出た書籍→ https://amzn.to/2K3k8AL 似顔絵は雁須磨子さん画!

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舞台感想(主に刀ステと鈴木拡樹さんの三日月宗近について)のふせったーをまとめた話。

つらつらと感想を、ふせったーにまとめていたので、マイページをはっつけました。今後もだらだらと追記していけることを、希望してますが……どうなるのかな。 当時、限定公開にしていたものもあるので結末にふれている内容もあります。そこは、ご容赦ください。文筆業としてではなく、観劇後の荒ぶったまんまの言葉が多いので、あたたかい目で読んでやってね。 そして、あなたの三日月宗近への感想も教えてください。 fusetter マイページ https://fusetter.com/u/yo

    • ライターとは、なにかをつなぐ仕事でもある。

      取材中に「いずれこんなことをやりたい」という話がでたときは、時間が許すなら、どうしたら実現できるか、と伺うように心がけています。 実は、そんな与太話が、のちのち、ひょい、っと実現したりもする。 何年も経ってから「あ、あのときに話していたことだー。おお、実現したんだなあ……」と、うれしくなります。 同時に、この仕事を続けていると、突然、「こういうことをやりたいけれど、ファンの方が喜んでくれる方向性に迷っているんだよね」とか「こういうことをやりたいけれど、どんなスタッフ、キャス

      • +12

        自粛生活のあいだ、毎週、月曜日に花をながめていた、お話。

        • おもしろくないと思ったものについて、なぜ、おもしろくなかったのか、考えて言語化する話。

          大学の講師の方の、ツイートがTLに流れてきて、ものすごく、そうだなあ、と思ったので(リンク、失礼いたします)、メモ的に。このツイートで、おお! と思ったのは「必ず、言語化したまへ」というところ。ま、自分の語彙力への挑戦でもあります。 おもしろくない=自分にとって楽しくないことを延々と考えるのは、あまり愉しいことではないのですが、実は、そんなにきらいじゃないです。 理由はシンプルで、理由を考えることで、自分がなにを好みと思うのか、知ることができるよね、と。そう思った理由が、

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        舞台感想(主に刀ステと鈴木拡樹さんの三日月宗近について)のふせったーをまとめた話。

          8年前のこと、芸人さんたちが最高にかっこよかった話。

          昨今、しんどい話題が続いているので、思い出話を、つらつらと。 8年前。2011年の3月11日も、変わらず原稿を書いていました。 震源地から遠く離れた東京ですら、まるで部屋がゆうるくシェイクされたかのような揺れを感じ、慌ててテレビをつけ、とてつもなく大きな地震が起きた──と知った午後。家から全然出たくなくて、出られなくて、夕方、ちょっとだけ通り1本外にある大通りに出てみたら、そこは別世界でした。 日頃、近所で日向ぼっこしているお年寄りと猫がのんびりしているような古い住宅地

          8年前のこと、芸人さんたちが最高にかっこよかった話。

          聞いた言葉をそのまんま記事で書くのはちがう、という話。

          嘘をつけ、ということではありません。 飾り付けろ、ということでもありません。 あえて言うなら、翻訳、かなあ。まあ、語られた言葉をテープ起こしのまま原稿にまとめるのは、ちがう、と教わったときのことです。 深夜ラジオが好きで、ラジカセ(世代!)で録った言葉を大学ノートに書き起こしていたことがあります。それは、実際に自分が耳で聴いた言葉を、自分が読むために書いていたわけですが、他者が読む、となるとそうはいきません……と、いうことを、教わったのもやっぱり現場の取材で、です。 ラジ

          聞いた言葉をそのまんま記事で書くのはちがう、という話。

          初めて書いたインタビュー原稿を床に叩きつけられた話。

          『みのり伝説』というマンガをご存知でしょうか。 出版社を辞め、作家を目指すも、恥ずかしくて作家とは言いだせず、フリーライターを目指す28歳の女性のお話です。彼女は逆境にさらされながらも、初めて書いた1本のコラムから見い出され……といったお話です。いやあ、夢物語ですな。 で、初めて書いたインタビュー記事の話を。 ネットで発表するという機会も場もなかった時代。パソコン通信のニフティサーブの趣味ごとに分けられた、フォーラムの会議室という電脳空間が存在していました。 そこは、

          初めて書いたインタビュー原稿を床に叩きつけられた話。

          夜通し、小説を一気読みしてしまった朝。

          本を読むのが好きです。 現在、月刊誌で毎月、6冊の小説の短評、お一人の作家さんインタビュー、という、特に名前が出ることもないのですが、本を紹介するコーナーの執筆をかれこれ10年以上続けているのですが、毎月、必ず6冊+お話を伺う作家さんの関連書籍を読んできたことはいつのまにか、自分にとって大きな糧になっています。 デビューした当時にお話を伺った作家さんと何年も経って、新刊の取材で再会したり、最近は、そういった方々の小説が舞台化され、またちがう形でお目にかかることも。 寝室

          夜通し、小説を一気読みしてしまった朝。