7days book cover challenge

Instagramで回ってきた、７日間ブックカバーチャレンジに参加しています。

【7日間ブックカバーチャレンジ】これは読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、好きな本を1日1冊、7日間投稿。本についての説明は必要なく、表紙画像だけをアップ。更にその都度1人の友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いするというルールです。

基本ルールでは表紙だけで説明なしなのですが、その本からのその人の受け取り方が分かったほうが面白いので、独自ルールに変更してアップしています。書く練習でもあります。noteにも残しておこうと思う。

Day1: レーモン・クノー 『文体練習』
99の断章からなるこの作品は、全て同じ出来事を書いています。物語、会話、手紙、詩、古語、造語、専門語などまじえながら、口語体から文語体、口の悪い俗語調などの切り口から99パターンで表現。原書はフランス語を学ぶ外国人のための教科書として使われることもあるそう。これを翻訳した朝比奈弘治氏のあとがきを読むと、どうしても翻訳不可能な箇所がたくさんあると。それを日本語に置き換えるのは翻訳家のセンスだと思う。フランス語の原書で読めたらより面白さが分かるんだろうな。

そして、何よりも装丁の美しさとユーモア。
内容に合わせた文字の遊びが素晴らしいのです。これは仲條正義先生の仕業！
ちょっとしたユーモアを感じさせるデザインが好きなのはこういう影響も大きいんだろうな。無意識に刷り込まれている。