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京都ライター塾第7期 第1回目講座レポート

「ライターになって幸せになる!」をゴールに掲げている江角悠子さん主催の京都ライター塾。第7期は7月8日に第1回目がスタート。3週間に1回のペースで計6回、10月21日までの4か月間、共に走り抜ける仲間とともに「書く」ことに様々な角度から向き合う講座がいよいよ始まりました。

これまで多くのZoom講座に参加してきましたが、「講座のレポート記事を書いて提出」と出だしで言われたのは初めて。

ブログに書くイメージでいいですよ、と言われるも、さて、困った。
社員生活25年の自分にとっての「レポート」といえば、会議の議事録や課題解決のための提案書とか、個人の感想なんて一切入り込む余地のない、ビジネス文書。お堅い文章の方が書きやすいんだよな…と思いつつ、まずは「書く」「伝える」ことを楽しんでみようと思います。

今回の講座ポイントは

  • 「書ける」を武器にするライターとはどんな仕事か

  • 「何を書きたいのか」を深堀りしていく自己分析の時間

  • 情報発信のメリットとブレーキ

この3つ。以下に学んだこと、感じたことをつづっていきます。

講座スタート

講師の江角さんとの出会いは、たまたま検索で見つけたチャネリングのNote記事。その文章や言葉選びに魅かれて、さとゆみさんとの対談記事、ブログやメルマガなど、文面からすっかり江角さんのファンになっていました。
画面越しに「動く」「話す」姿を見て感動!想像通り、あたたかい空気感を作り出してくださる方でした。

まずは受講生の自己紹介。
「書く」ことに興味があって集まった仲間。特徴的なのは皆さん同世代なこと。経験は違えど、4か月後のゴールをめざしてそれぞれの形で互いに高め合い、進化できたらなと思います。

「書く」仕事に興味はあるけれども、自分が何を書きたいのかわからないのが今の私の現状。講座中、新たな自分を発見して、トライアンドエラーを繰り返しながら、「書く」ことで幸せになろう!と決意を固めたのでした。

1.「書ける」を武器にするライターとはどんな仕事か

SNS時代のライター

江角さんのもとにはよく、ライターいませんか、の問い合わせがあるそうです。ライターといっても、ネットなどで資料を集めて書くだけのライターではなく、取材して書ける人、そういう人材が必要とされているとか。

SNSの発達によってライターの活躍の場は爆発的に広がっています。どういう媒体で書きたいのか、どんなジャンルで書きたいのか、表に出たいのか裏方として署名記事を書きたいのか、あるいは全く名前を出さずに書くのか。選択肢は無限大なので、ここでおさえておきたいのは下記2つ。

・どのようなジャンルが得意なのか、ある分野に特化してさらに情報発信しておくと、認知してもらえる

・自分がどこに行きたいのか、表、裏方等、この行先によってアプローチは全然かわってくる

自分が何を書きたいのかがわからない、どういう媒体で仕事をしたいのかもわからない、完全未知数の状態から、自己分析することで行先がクリアになっていくとしたら。そう思うと講座の進行が楽しみでなりません。

仕事の進め方

ライター、イコール、書く、しか頭になかった自分にとって、それ以外の仕事を取るところからスタートして、見積書、取材、執筆、構成、納品、最後の支払いに至るまで、これって、ひとりで全部やるの?できるのか私?が最初の感想でした。

長年システム部に勤務していた自分にとって、仕事は向こうから来るのが当たり前の感覚。顧客からのリクエストが先にあって彼らのニーズに合うよう開発してテスト、納品する、その繰り返し。
そういった意味では、個人で動くライターは別世界。
自分が動かないと何も始まらない。でも、自分次第でどんな道もつくれる。

取材やインタビューの仕方など、「書く」以外にライターに必要とされる要素について今後教えていただけるようなので、全く違う分野の仕事に興味津々です。
そして、これらをひとりでこなすには、同時にスケジュール管理も大切で、自分がどれくらいのスピードで何文字書けるのか把握しておくことも大事だそう。あ、でも、まだ、先の話かな。

2.「何を書きたいのか」を深堀りのための自己分析ノート

自分と向き合う時間がしっかり組み込まれているのが、この京都ライター塾の特徴ともいえます。書く技術云々を学ぶことももちろん大事ですが、今の自分により必要だと感じていたのは、徹底的に自分に向き合って、何が書きたいか、どういうライターになりたいのかを深堀りして、言語化すること。受講を決めた理由もそこにあります。

講座前に郵送された「自己分析ノート」を使って、まさに自分との対話タイム。
順番に沿って素直になって書いてみる。
感じるより、頭で考えることが優先してしまう私にとって、一つひとつの項目に向き合いながら、それって本当?と丁寧に自分に聞いてみる。
受講生それぞれが書いたものを発表、そして江角さんによる分析、こんな傾向があるのでは、という会話を聞いていると、これはひとりではできない、グループ講座の醍醐味だよなと感じました。

ひとつ、印象に残ったのが「役に立つ」について、江角さんの上手な誘導方法。
うれしかったことの箇所で、人の役に立てた時、の回答にすかさず、何をしてどういう人の役に立った時にうれしいと感じたのか、そこを細かくみていくと自分が見えてきます、とのコメント。
なるほど。深く深く、細かく、こうやって丁寧に自分と向き合っていけばいいんだな。
感じるよりも頭で先に考えて、すぐに答えを出そうとしてきた私にとって、ゆっくり進む、ことの大切さを学んだ気がします。

3.情報発信のメリットとブレーキ

講座中、発信のメリットと同じくらい熱く語られていたのが発信へのブレーキ。後から配布されたスライドをみても、「ブログが書けない理由」に相当数のページがさかれていました。

これって誰もが陥ることなんだろうな、私は発信がこわい訳じゃないけれども、書きたいジャンルがたくさんあって逆に何書いていいのかわからない、そんな感想を持ちました。

さらに、本日最も目から鱗だったのが「もっと詳しい人がいる」の部分でのお話。

「今、自分が何につまずいているのか、始めたばかりの自分の感じている不安や思い、これは時間が経つと忘れてしまうものです。この、今の私だからこそ書けること、その強みを活かせばいいのです、初心者だからこその視点

初心者ゆえのメリット。発信へのハードルがかなり下がった瞬間でした。
文章のうまい下手は訓練あるのみ、最初は誰にも読まれないから、コツコツ発信していくこと、その積み重ねがやがて財産になるということをあらためて認識しました。

最後に

次回までの宿題として、自己分析ノートの続きをうめること、レポート記事の投稿、発信の3つの課題が出されました。
予定時間の3時間は休憩なし、あっという間でした。

これまでお小遣い程度の原稿執筆は定期的にしているものの、自分の名前が出る訳でもなく、使用する言葉や内容も趣旨にそったものでなければならない。制限されている中での執筆しかしていない。

そんな自分にとって、自由に書けるNoteというスペースで、「書く」ことで私、人生、現実がどのように変わっていくのか、その経過を共有することで誰かのお役に立てたら幸いです。

ブログを書いているうちに頭が整理されていく、すっきりしていく、と他の参加者さんがコメントで述べられていました。新しい自分に会える、とも。

年齢は関係ない、やりたいと思ったら気楽に動いてみたらいいよ、そう背中を押してもらえた気がします。

以上、順番は前後しましたが、学びと感想、気づきの報告はここまでとなります。
ありがとうございました。

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