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「大の字の上野ふよう号」出発

先週ご紹介した 国連人口基金で女性の生命と健康を守るお仕事をしている上野ふよう氏の動画、実は前編がありました。前編はご自身のライフストーリーに関するお話でした。

このお話のキーフレーズになっていたのが「大の字で生きる」です。

結婚生活や社会に縛られず、自分らしくのびのび生きるという意味で、それが彼女にとっては非常に重要なものだったそうです。お金を稼ぐことから10年離れていて非常に不安だったけれども、自分の力を信じて、それまで乗っていた家庭という車から、走っている車から「えいやっ」とまずは飛び降りてみた。そうして、「大の字の上野ふよう号」として走り出したというお話、多才でキラキラのお仕事をしている彼女の、そんな原点を知り驚きました。

プロティアン・キャリアは「変化」だけに目がいきがちですが、その「変化」の核は「自分らしさ」です。それがなければただただ流されるだけになってしまうから。

そんなことを考えていたら、なんとなんと中国でこんな女性が話題に上がっていました。

自分を取り戻すロードトリップ

中国の地方都市で苦しい家庭生活を送っていた56歳の女性が、たまたま動画でロードトリップをしながらキャンプ道具を紹介している映像を見て、心を動かされ、家族の世話(娘の生んだ双子の孫の手が離れる時期)を終えてから、ひとり車に乗って出かけたという話。映画みたいなその話に心惹かれました。

これからの人生で今日が一番若い!

この中国人女性の笑顔が素晴らしくて、何度も動画を見てしまいます。(記事の最後に動画があります。中国語音声で英語字幕ですが、雰囲気はわかる!大丈夫!)車の上にのっけたテントもかわいくてほほえましい。何かを始めるのであれば「これからの人生で今日が一番若い」のだから、ためらわず出発してみるのもありだなぁと…。

誰かと一緒にいながら「大の字で生きる」のもよし。一人のびのび「大の字で生きる」のもこれまたよし! ポイントは「大の字で生きる」決意をすること。誰かのせいでもないし、一人だからできるわけでもない。



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