見出し画像

最寄り駅で頭をよぎるジョージ・オーウェル

タイトルの通りなのですが、先日、駅前まで自転車で買い物に行ったときにジョージ・オーウェルの【1984】が頭に浮かびました。
不思議だったの少し考えていました。
今回は自分メモとして時系列的だし内観的なので、いつも以上に読みづらくなっています。

結論は「文学のおもしろさ」をあらためて感じたということかと思います。夏目漱石は読めないけども!

【駅前】

2020年4月、ウィルス感染拡大防止のための外出自粛期間中の夕方。
そうはいっても仕事帰りの人や、買い出しに出てる人などいつもより少ないながらも人はいる。夕暮れの日差しが気持ちよく、穏やかないつもの駅前の風景、生活に見える。
しかし、人々は皆マスクをし、店内は間隔をとって並び歩き、仲睦まじい様子のペアがいないように見える。井戸端会議したら怒られそう。誰に?世間に?感染とかでない不安感。

【あー、なんかジョージ・オーウェル思い出した】

帰宅、どうして思い出したのかがわからない。。。読み返したらわかるのかなぁ。。。部屋が汚くて本が見当たらない、処分したっけ。。。
そもそも軽く読んだことあるだけだし、感銘を受けた覚えもない。
ただこの段階で、「思想警察」「監視社会」「ビッグブラザー」「二重思考」などのキーワードはなんとなく思い出していた。

【1984】

この本の内容をインターネットで検索。
・全体主義国家によって分割統治された近未来
・SF/ディストピア小説
詳しい内容はググってみてください。

【全体主義思想】

このワードを見かけたときにまず1度目の納得。
思想とか詳しくなくたぶん初めて知った言葉。謎が解けた感じがして
(なーるほど。自ずとこれを感じたわけか。スッキリ)
読み返す必要がなくなりひと安心。
このあたりで「自粛警察」といった言葉を実生活で聞くようになりました。
自粛の暮らしの中で無意識に感じる閉塞感、行動制限による辛抱、ステイホームという政府からの呼びかけ。
人の命、医療従事者への負担軽減、経済のためにも。わかっています。自粛という行動を取りながら、いろいろなことを考え、一貫性があるようでないようなことも多く、いつもどこかに矛盾があるような3月4月でした。話が逸れました。

【誰かの本のレビュー】

「啓発的な内容だ」と批評されている方の意見をお見掛けし2度目の納得。
(啓発というより自分の潜在意識に埋まってたんだろうな。埋め込み力すごくない!?私が単純なだけかな。まーどっちもあるな)
知らずにこの本に影響を受けていたわけです。
小学生のとき「美味しんぼ」を繰り返し読んでいたので、「豆腐と、、、」と聞かれれば「水。」と答えてしまいます。潜在的じゃない話ですが、結構根強く自分史に残っちゃってる書物漫画とかってありますよね。

【というわけで解決】

こんな小説を書いたジョージ・オーウェルすごい!(語彙力のなさよ)
文学の力ってあるよね!(夏目漱石読めないけど)
やっぱり紙媒体が好き!(本屋ラブ)

以上、こんなことがありました。
ジョージ・オーウェルにごめんなさいしなきゃいけないような薄い内容ですね。ごめんよジョージ。まぁなんというか、小説を暮らしの小さな楽しみとして生きている自分にとっては嬉しかったわけです。
生活をする中で小説内容を思い出し、そこで知らなかった概念を数年経て知る。
なんて面白いのでしょうか。

いつか「坊ちゃん」読めるようになるかなと言い続けて早20年。自分でも引く。これからも良い小説に出会えますように。
読んでいただきありがとうございました。
では、また。

yoko

おまけ・・・
この記事の画像、ビッグブラザー感あります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?