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就労移行を卒業してわかったこと「焦らずゆっくりしてる暇はそんなにない」
今通っている就労移行が今週で最後なので、お世話になった人にお別れの挨拶回りをしました。
担任の職員とはこれからも定着支援でお付き合いはするんですが、大半の人とはもうたぶん会うことはありません。
こうして無事?修了を迎えて、改めて思ったこと。
「思ったより時間ない」
こんなこというのもアレですが…
僕は利用者や職員皆から"できる人"扱いされたんですが、そんな僕でも就職まで2年ギリギリかかりました。
「そんな僕でも」と偉そうに書いてますが、健常者の世界では通算でも半年ちょっとで脱落した社会不適合者だったんですからね…
で、過去にも何度か書きましたが就労移行支援の2年間って、思ってるより遥かに短いです。
生活リズムを元に戻すところから始めて、そこからまずは週3日程度通えるようにして、どういう系の仕事に就くのか進路を決めて、事務系に進むならWordとかExcelの資格取って…
週4~5日(月20日程度)フルで通える体力ついたらようやく就活のスタートライン。
(実習ならそれくらい通えてないとなかなか職員が斡旋してくれません。医師の「就労可能」の診断が出るのもだいたいこのライン)
おそらくこの土俵に立つまでで1年くらい。
履歴書や職務経歴書、もしくは障害特性書を作り、会社に書類を送って通れば面接。面接に辿り着くまで選考期間は早くても2週間、1ヶ月以上かかることもざらにあります。
で面接したら結果出るのにまた数週間、落ちたら振り出しに戻る。
実際年明けくらいから就活を始めて、4社くらい応募して決まったのが9月。途中コロナの足止めやA型作業所の見学体験期間もありました。
…とこんなわけで
「ゆっくり自分のペースで…」なんて言ってる暇は実はあんまりないんです。
だからといって気ばっかり焦るのも良くないんですが…2年はオーバーするものと、最初から思っておくのがいいかもしれません。実際2割程度しか就職決めれてないですし。
就活の段階にさえ進んでいれば、2年の利用期間が満了しても延長手続きはできると職員から聞きました。
自分のペースでゆっくり就職に向けて進みたいという人は、
就労移行支援じゃなくてB型作業所を選ぶのもありだと思います。
理想と現実を、僕の体験談を通して療養中の方に知ってもらえれば幸いです。
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