転職エージェント不要論
障害者雇用にて転職が決まった。転職エージェントは通さない形での就職決定となった。
エージェント数社を利用してきたが、散々だった。はじめはビギナーズラックで2回、1次面接に進むことができたが、以降は書類すら通らず落ち続けた。
初期から利用していたD社に愛想をつかされ、新たに登録した2社には相手にすらされなかった。
そんなこともあり、徐々に疑問というか限界を感じ始めていた。
有望な求職者を紹介して、マッチングした企業から報酬を得るというビジネスモデル上、ほぼ健常者に近いフィジカルや即戦力級のスキルがないと、エージェントからは商品として扱ってもらえない。
(この段落だけやたらカタカナが多い)
働きながらの転職だと助成金が出ない(=すなわち企業にとって旨みがないので雇われない)なんて話を聞いたこともあり、離職して無職の状態にしてからハロワ利用でいこうかと考えたこともあった。
そんな中、障害者向けの合同企業説明会に参加した。
就職相談コーナーがあったので、現状について話してみた。そこで言われたのが
「Webを通しての応募だとどうしても雰囲気とか人となりでの判断が出来ない。対面で履歴書を渡したら通過率は上がると思う」
結果的にその通りになった。
もちろんこの一例だけで「エージェントは不要」と結論づけるつもりはない。
合説でもう1社履歴書を渡して応募したが、そちらはサイレントお祈りだった。
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エージェントa社にはたいへんお世話になった。落ち続けても希望にそった求人を探し続けてくれたし、相談にも優しく親身に対応していただいた。
見捨てられたD社も、自分に向けた資料や問答集を作ってくれて、それが最後まで役に立った。
無難な見解を書いておくと、転職エージェントはいくつか登録しつつも、求人紹介サイトやホームページから直接応募する方法も活用するのがいいと思う。
とはいえ、あくまで結果論にはなるが、自分にとってはエージェントは不要だった。
応募書類の添削や面接練習は、他のサービスやハローワークでもしてくれる。見込みがないと見捨てられては別のエージェントに登録、という作業にけっこう時間と労力を割かれた。
今回の転職活動を通していろいろと勉強にはなったと思う。
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