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勇気をもって登園自粛を辞める決意をします。

「お母さん、もしよかったら面談しませんか?」

先日の園庭で号泣した翌週
担任の先生が声をかけてくれた。

育児に行き詰ったとき
いつも声をかけてくれる。

「先日は、園庭で泣いてしまってごめんなさい、
こんな歳になって、
あんなところで泣いてしまうなんて
本当に恥ずかしいです。」

そういうと、

「まったく気にしないでいいですよ、
大変でしたよね。
こちらももっと早く気付けず
すみません!」

優しく包んでくれるこの先生は
きっと私より10歳くらい若いだろう。

最近人見知りを始めた次男が
ずりばいしながら先生の膝元でニコニコしている。

やっぱり優しい人のことは
わかるんだな。

私は今のモヤモヤや悩みを
包み隠さずに伝えることにした

自粛要請に従って自粛しているけれど
コロナを避けるために自粛したい気持ちより
育休中だから自粛しなくては
という気持ちがつよいこと

登園渋りが始まったタイミングで
自粛になったため
登園が以前より困難になっていること

YouTubeの時間が増え
私自身も罪悪感と焦りを感じていること

以前よりも感情的に怒ってしまい
それを長男も感じているので
よりママママが強くなっていること

先生は静かに聞いてくれた。

そして

「市から自粛が要請されているので
全然来てもらっていいです!とは言いにくいんです。

でも

家庭ごとに事情がありますし
お母さんや長男君の気持ちを考えて
一番良い方法が選択できれば
園としては受け入れますよ。」


そして遠くで聞いていた園長先生が
すっと現れ、次男を抱き上げる。

「おいで~毎日弟くんも頑張ってるね~。

お母さん、一番納得のいく選択をしていいですよ。
僕たちは保護者の方のサポートも仕事の一つなんです。
だから、もっと頼ってください。


私が心底、
この保育園でよかったなと思う瞬間だった。

約一年間、
私は夫と二人で子育てしてきたと思っていた。

でも、我が子をこうやって
毎日見守ってくれる保育士さんたちと
一緒に子育てしてきたんだ。


沢山考えた結果
やっぱり私は登園を再開させることにした。

楽をしたいから

そう思われてもいい。

私は子どもに
感情的な言葉や態度を投げたくない。

毎日キラキラした2歳の昼間に
YouTubeで時間をつぶさせたくない。

そうせざるを得ない環境だったから
諦めていたけど
選択できるなら
自分が良いと思うものを選ぶ勇気を持とう


周りの目が気になって
自粛していたけれど

もうやめます。

保育園に感謝して
私はもう、コロナ禍を生きていこうと思う。

安心、安全、快適、満足。

残念ながら全部は手に入らない時代だ。

だからこそ、
軸を決めて
私の大切にすべきものを優先させて走ろう

そのほうが
きっと気持ちよく生きられる。


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