育休中に「学ぶ」必要はない。はじめたのはワクワクが勝ったから。
第一子の育休中、「育休中は時間があるし、何か勉強しよう!」と意気込んで、FPの勉強をしました。
SNSには〝育休中にスキルアップ!〟と、キラキラした言葉が並んでいて、こんなに長い休みなんだから成長しないと働き続けている人に置いて行かれる、と自分を鼓舞して学ぼうとしていました。
でもなんだか、しんどい。途中で赤ちゃんが泣いたら集中できないし、思ったように進まない。
ただただ、赤ちゃんを眺めている時間って本当に尊いです。細切れの睡眠の中、お昼寝してくれた赤ちゃんを横目にテキストを広げるより、一緒にお昼寝するのもいいよなぁと、今は思うのです。
育休は何かを「学ぶ」ための時間ではない。
だから第二子の育休は何も学ばない、ふんわり過ごす、と決めていました。
でも、唯一ワクワクが勝った時は「学ぶ」を選ぶのも悪くないのでは?と思うのです。
今、第一子の時にあまりうまく取り入れられなかったベビーマッサージを学んでいます。
始めた理由は、
ベビマがある生活をイメージしたらワクワクしたから。
素敵だなと思っている先生と定期的に会うことを想像したらワクワクしたから。
もしかしたら赤ちゃんと一緒にベビマに通うだけでも良かったのかもしれません。でも、「学ぶ」を選んでみて、概念を知ったり、テストに向けて半ば強制的にベビマの時間を作ることで、ベビマが生活に取り入れられるようになりました。
ちょっと面倒だけど、赤ちゃんの服を脱がせて「触れる」に集中する時間、眠くて寝落ちしそうだけど、「マッサージして~」の声に自分を奮い立たせ、もうベビーじゃない2歳の長男の肌にじっくり触れてあげる時間、そういう時間を持つきっかけを、この「学び」がくれました。
とはいえ、テストに向けてやや追い込まれています。でもこういう楽しいことに向かう負荷って、嫌いじゃないんだよなぁ。
大人になった今、そして育児に追い込まれている今、「学ぶ」は強制的に取り入れるとかなりしんどいものです。
でもそれが、ワクワクすることだと、ちょっと楽しい。
こういう形の「学ぶ」もあるんだなと、初めて知りました。
「学ぶ」ことが自分と子どもたちを「癒やす」ことにつながっています。
さぁ今日も、子どもたちに触れたいと思います。かわいいお尻をナデナデさせてくれるのも、今だけです。
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