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ゴルフと株式投資


ゴルフと株式投資は似ている

共通項を挙げてみる

ゴルフではいいスコアを目指してラウンドをします。
株式投資では利益を目指して売買を行います。

もしゴルフでできるだけ悪いスコアを出したい人や
株式投資でできるだけ損失を出したい人がいれば記事を読み進めるのはお控えください。

それではわたしが思う2つの共通部分です。

  1. やり直しがきかない

  2. 前回の結果が反映される

  3. 準備が大切

  4. 結果が数字で出る

  5. 自己責任自己判断

  6. 予想通りを期待する

  7. 同じ状況は1つもない

これって何にでも当てはまるのでは?

抽象的なのでそう思う方も多いと思います。
僕も占いとかで言われたことについては
どうせみんなに当てはまることを言ってるだけ
と思うタイプです。

もしかしたら他にも当てはまる何かはあるかもしれません。
しかしその反論は受け付けません。
だってこの2つが似てるっていうことを言いたいだけで
他に似てるものがあれば
みんな似てるっていうことになるだけで
2つが似ていないっていう話にはなりませんよね。

具体的な解説

1.やり直しがきかない

ゴルフのショットにやり直しはありません。OBだとすれば2打分のスコアが加算されて3打目として打ち直さなければなりません。
「あ、しまった」っていうことはよくありますが
その一打は確実にスコアに反映されてしまいます。

株式投資ではその売買のタイミングをやり直すことはできません。
買った瞬間に下がってきて、それならもう少し待てばよかった。なんていうこともよくあります。
しかしその株式購入をなかったことにはできず、その株式を手放す時の利益は損失に確実に影響します。

2.前回の結果が反映される

ゴルフでは前のショットによって次のショットの場所が決まります。
これまでのホールのスコアによってこれからのホールに対する意気込みが変わります。
ほとんどのゴルファーが前半のスコアによって後半どうしようと考えると思います。
4日間あるプロのトーナメントでも1日目にいくつだったから2日目はどうとか、考えている選手が多いと思います。
次のホールを回る時に前のホールまでのスコアを全く気にすることなく回ることはとても難しいです。
次のショットを打つ時前のショットのことを何も気にせずに打つことは難しいです。
ゴルフではどうしても前回の結果に影響を受けてしまいます。

株式投資では、前年の損益や前月の損益、前日の損益が付きまといます。
かなり利益が出ていれば余裕を持ってトレードができますし、損失を抱えていれば取り返したいという気持ちになるでしょう。
もちろん自分なりの基準を持っていかに機械的に投資をできるかが大切とは言われていますが、それを実践することは非常に難しいことです。
心持ちの話だけではありません。
ある株価がこれまでにどういう推移をしているかはそのチャートのこれからの動きに影響を与えます。
その日その時のある1時点だけを見て投資をしている人はいないでしょう。

3.準備が大切

ゴルフには準備が大切です。
持ちもので言えばボールやティーなどですが、そういう準備だけではありません。
打ちっぱなしでの練習で、各クラブで打てる球筋を増やすことや、ラウンドで安定したショットを打つための練習が、ラウンドの準備になります。
バンカーシャットやパターなども練習をすることはラウンドでいいスコアを出すための準備になります。
これらの準備をせずにいいスコアを臨むのは無理があります。

株式投資で必要な準備は
当然証券口座の開設や投資資金があります。
しかしそれだけでは利益を出す準備としては不十分でしょう。
各企業の情報収集や、チャートの分析、市況の分析などやればやるほど成功率を上げることに繋がるのは間違いないでしょう。

4.結果が数字で出る

どちらも結果は数字で出ます。だいたいこんな感じっていうことはありません。
ゴルフのスコアは72なら72でしかありません。
株式投資の利益が100万円であればそれは100万円のプラスでしかありません。
数字で結果が出るというのはハッキリしていてわたしは好きです。

5.自己責任かつ自己判断

ゴルフのショットをする際のクラブ選択や狙い位置、スイングのイメージなどは自己判断です。
誰かの意見を聞くことはあるかもしれませんが最終決定権は自分です。
そしてその結果として打球が決まり、次のショットの位置が決まります。
それらについて満足したら不満だったりするでしょうが、全て自己責任なのです。

株式投資である銘柄の株を買うかどうかを決めるのは自分です。情報はいろいろなところから仕入れるでしょうし、誰かの意見を聞くことも(推奨はされませんが)あるかもしれませんが、結果的には自己判断です。なので投資の結果として大きな利益が出たとしても、大きな損失になったとしても、それらは自己責任なのです。

自己責任のもと、自己判断をする。
これこそ人生の醍醐味であり
わたしはとてもこの要素を気に入っています。

6.想定通りを期待する

ゴルフはボール位置とカップ位置などの情報から、狙いを定めてショットをします。そして予想通りの球筋と打球の終着点を期待してスイングをします。
スコアについても、最後にいくつになるようにっていう目標のスコアを持ってラウンドに臨みます。
つまり1ショットにしても、ラウンド全体にしても結果について予想や期待をしてプレイをしていきます。

株式投資では、ある銘柄の株式を、購入する時には、確実にその銘柄の株価の上昇を期待しています。
いつ頃までにいくらになるかを予想して、その通りになることを期待します。長い年月で見れば、60歳までに投資資金がいくらになるようにっていうことまで考えている人もいるでしょう。

どちらも予想をどれほど上手にできるかと、予想通りになるかどうかがとても重要です。

7.同じ状況は1つもない

ゴルフでは全く同じショットを狙って打つことは確率としてほとんどなく、同じコースだとしても風向きや季節によって狙うべきショットは変わります。
コースが同じだとしてもティーグラウンドが変わることは多く、カップ位置も毎回変わります。
同じ心持ちで同じ場所から同じ場所を狙うことはまずないでしょう。
OBをすれば同じ位置から打つかもしれませんが、OBをしたことで狙う位置を変える場合がほとんどですし、変えなかったとしても、2打罰を背負っているので同じ心持ちでは打てません。
一打ごとに、いや風向き等を考えれば1分1秒ごとに状況は変わります。

株式投資でも状況は1分1秒ごとに変わります。
たった1秒の間に大きく株価が変動することがあります。そのチャートの動きは積み重ねなので、時間が進み続けるうちは、同じ状況になることはないでしょう。

まとめ

ゴルフと株式投資の共通項について
わたしは前述のように認識しており
結果的にこの2つは似ています。

やや抽象的な説明ではありますが
イメージはできましたか。

株式投資が好きなみなさん、ゴルフをやってみると少しハマる可能性が高いと思うのでぜひ試してみてください!

お読みいただきありがとうございました。

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