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答えはないけど妊娠と出産と子育てについて

これは2022年、3月ころに下書きしていた記事です。

私は三児の母で、上の子は小5と小4、下はもうすぐ2歳。

上の子二人は大きな会社で産休育休を取らせてもらって産み、保育園に入れなくて育休を延長しつつ保育園を探しました。
二人共入れる保育園がやっと見つかったけど会社を通り過ぎて行かなきゃいけない通勤1時間半のところで、一年くらいめっちゃ早起きだったことを覚えてます。

二人が小さい時の記憶は私はほとんどもう無くて、動画と写真を残してて本当によかったと思ってます。それが記憶として作られていくから、楽しかったことばっかりのような記憶になって、小さい時のあの子たち可愛いなぁ〜ってしみじみ思えるからです。

そして三番目を育ててる今現在も、本当に可愛いしかない。もはや産後のやばい精神状態だった記憶もない笑笑

人間の忘れるって機能も相当便利なもんです。

イライラしてたりしんどかった体の記録もしといてよかったなと思います。忘れちゃう笑笑

ふと今日下の子を見ながら一番上の小さい時の記憶がフラッシュバックして、あ〜男の子の赤ちゃんまた欲しいなぁってよぎりました。

三番目はギリまでパン屋で働きつつ、辞めたあとはすぐWEBライターに切り替えて、出産した病院にPCを持ち込んだりしてました。

本当にこの在宅でできる仕事が軌道にのれば、お金をきちんと稼ぎながら子育てもできるかもしれないなって期待の気持ちを込めて始めました。

仕事も子供も、どっちも手放したくない。

お金もちゃんと稼ぎたいし、子供達の可愛いも享受したい。

でもしんどかったらちゃんと体も気持ちも休めたいし、妊娠と出産はそりゃ頑張るけど、子育てで命を削りたくもないんです。

わがままなんだろうなあとは知ってます。思ってます。

みんなが無理をしているのがデフォルトの世界だから、他人のわがままなんて到底受け入れられないのが普通になっているんですよね。


赤ちゃん欲しいんならヒイヒイ文句言わずに子育てやれよって
赤ちゃん欲しいんなら仕事は諦めろよって
休みたいし働きたいってなんなんだよって
社会なめんなよって

妊婦になりたくてなるんなら、仕事に迷惑かけちゃいけないんだよ
妊婦だからって調子悪くても許されると思うなよって
妊婦は病気じゃないんだからやることはやれよって

みんなそう思うんだろうなあって思うんです。

特に今の私なら、三人いるならもういいじゃんって、それ以上欲しいとかわがままだし、それで辛いとかしんどいとか言わせねーよ?みたいなのもプラスされますよね。


妊婦はしんどい、でも病気じゃない
赤ちゃんは可愛い、可愛いけどしんどいことも多い

これをわかった上で欲しいけど、一人じゃ何ともやりきれないこともわかってる。

子育てもしながらお金も稼げて、将来に不安が少なくて、周りみんなが協力的であったら、赤ちゃんをもっと欲しい。そんな人も多いと思うんです、私だけじゃないはず。だって赤ちゃんって可愛いもん。

育てる苦労と経済的な負担と命の重さを考えると、可愛いで補い切れるもんでもないのも知ってるんです。だから責任を叫ばれる。


我々女性が求めるものも、一丸じゃないんです。
育てたい人もいるし、産めない人も、産みたくないタイミングの人もいる。
平等と公平は違う。
子供に自分の人生を捧げる人もいるし、削られたくない人もいる。


色々考えることはあるけど、事実としては、それらを全て忘れるほどに子供が可愛い時があるってこと。

そのかわいさと言ったら、悪魔的。可愛いに理由はないんですよね。

ただ、可愛いだけじゃないし、だからと言って大変なだけでもやっぱりない。極端じゃないからこそ、いろんなグラデーションの考えを産む。


だから答えはないんです。
産むと決めたなら賛否両論と経済的負担の大海原に出るしかないんです。


願わくば、荒れた海ではなく快晴の凪の日に、兵糧の調達の目処も立った状態で出航したいと思うばかりです。


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