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世界水泳会場に展示された舁き山笠を見る(202307)

7月25日、九州北部も梅雨明けしました。まあ昼過ぎから夕立がありましたけどね。梅雨としてカウントするものではないです。
ホークスも連敗脱出しました。結果的に12連敗というホークスにとっては南海時代の1969年、54年ぶりの不名誉な記録です(もっとも3回目らしい)。


さて、7月14日から始まった、世界水泳福岡大会。
会場のマリンメッセ福岡には、博多祇園山笠の舁き山笠が置かれています。
舁き山笠ですが動きません。歓迎を込めて展示されています。
こうした展示向けの舁き山笠の制作は、2019年のラグビーのワールドカップ以来ですね。

標題は「願四海波静ねがわくは しかい なみしずかなれ」。
人形師は、土居流の舁き山笠の人形も制作されている中村弘峰さん。

博多祇園山笠の起源は、仁治2年(西暦1241年)承天寺の開山「聖一国師」が、当時、博多に流行した疫病退散を祈願したことから始まったと言い伝えられており、この人形は、「聖一国師」が柄杓で疫病退散の勢い水をかけ回っている様子で、世界がコロナ前の世界に早く戻ることを祈念しております。
標題(博多総鎮守櫛田神社 阿部憲之介宮司)は、世界水泳にちなんだ「水」と世界の戦争がなくなるようにという安寧の願いなどが込められております。

弘峰さんらしく、表情に力強さを感じさせますね〜。

会場の外では、協賛企業によるイベントも色々やっていますので、観戦以外にも楽しめるかと思います。