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消えずの行灯(妖怪百文字縛)

寒い冬の夜。
やっと見つけた屋台の行灯。
喜んで近づくとニ八蕎麦屋である。
しかし店の人がいない。
待っていても誰も来ない。
もちろん蕎麦は食べられない。

これは、本所七不思議の1つ「灯無蕎麦あかりなしそば」とは反対のお話だ。


『図説 日本妖怪大全』
水木しげる著
講談社+α文庫
1994年6月20日第1刷発行
2006年6月29日第18刷発行
の解説を参考にして過去に書いたものを改稿しました。

今回の改稿は、
『決定版 日本妖怪大全 妖怪・あの世・神様』
水木しげる著
講談社文庫
2014年2月14日第1刷発行
の解説を参考にしました。

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