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砂かけ婆(妖怪百文字縛)

神社近くの
寂しい森蔭もりかげなどにひそみ、
通る人にばらばら砂をかける。

お宮参りの帰りに
やぶの中から砂をあびせられたので
竹の棒を手におどりこんでみたが、
直径1メートル程の石があるだけだった。
というのは京都市の女性談。



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