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人生初の音楽ライブで思ったこと

ようこそ、いらっしゃいませ。
道楽夜怪のnoteでございます。
今回は、ライブハウスで行われた個人VTuberさん達の音楽ライブに行った話です。
感想メインではなく、感想の理由を主題に書きます。
ちなみに、普段と口調が違うので、ご注意ください。
では、お付き合い頂けますと幸いです。


感想

感想は一言。
「私には楽しめなかった」
その理由を書いていこう。

最初から状況がわからなかった

リハーサルが長引いたらしく、30分近く遅れての会場入り。
会場は立ち見のザ・ライブハウスって感じの場所。
会場内で突っ立っていると、「まもなく開演です」という旨のアナウンスが流れた。
ワクワクしていると、会場が暗くなる。
正面には布1枚。
プロジェクターで写すのだろう、と予想していたところ、突然爆音で音楽が鳴り出した。
歌声も入っているのに、プロジェクターは何も写っていない。
20秒程して、前触れもなく正面の布にVTuberが歌っている姿が映し出された。
私は困惑しながらも、用意したサイリウムを適当に振りまわした。

時間が押していた

リハーサルが長引いたのもあってか、最初の出演者さんは、1曲目を歌い終わった直後に2曲目を歌い始めた。
1曲目の拍手をしている時には、もう2曲目がかかっている程のスピード感。
そして、結局最初の出演者さんは自己紹介もしないまま出番が終わってしまった。

音に関して思ったこと

初参加だから分からないが、あれは恐らく音量調整をだいぶ失敗していたと思う。
まず、インスト音源(歌以外の部分)の音量が大きすぎて、出演者さんの声が聞こえない始末。
ざっくりの印象、音源7割で声3割って感じ。
しかも、その音源に合わせようとしたのか、出演者さんが歌う声の音量を上げていた。
すると何が起こるか。
出演者さんの声が音割れして、歌詞が8割以上聞き取れない。
ライブハウスでEQ(イコライザー)が無いことなんて起こり得るのか不明ですが、EQの存在も感じ取れない。
一応、出演者さんが交代する時に休憩時間もあったのですが、スタッフさんに伝えられる雰囲気でもなかった。

爆音が響き渡る「圧の空間」

ライブハウスのルールは、ルール一覧が書いてある紙があったりする訳ではない。
かと言って、好きにペンライト振るのもダメ。
みんなが揃いも揃って同じペンライトを同じタイミングで振っていた。
さらに、誰かが手拍子を始めたら、手拍子をしなければいけないし、手拍子を始めた人が手拍子をやめれば、自分も手拍子をやめる。
そんな「圧」を感じた。
私の嫌いな「同調圧力」というやつ。
まるでナプキン理論だ。

2日前のマシュマロを思い出した

「マシュマロ」という、有名な匿名質問サイトがある。
私も利用しているのだが、この記事を書く2日前に何とも言えないマシュマロが届いていたのだ。
ざっくり言うと、「お前はコンビニバイトにも受からなかった16歳の頃と何も変わっていない」という内容だった。
ちゃんと1時間かけて回答したので、読みたい方はこちら
何故このマシュマロを思い出したのか、前述の通りだが、私は「無言の圧」だとか、「同調圧力」が大嫌いなのだ。
ライブの圧すらも嫌う私は、確かに今の日本社会には不適合なんだろうなと思った。

自由に応援して何が悪い?

私は、VTuberだろうがアイドルだろうがアニメキャラだろうが、応援したいと思う心に違いは無いと思う。
そして、どんな形で応援するかなんて、人それぞれでいいじゃないかと。

では、何故圧が生まれるのか

結局のところ、リアルライブで1番楽しいのは「一体感」みたいなものだと聞いたことがあった。
一体感を出すために、「圧の空間」が生まれているのだろう。

結論

私は一体感を楽しめなかった。
むしろ同調圧力に感じて嫌だった。
それだけの話。

……でも、私は音楽ライブを楽しみたいのだ。

私でも楽しめる音楽ライブとは

これについては、心当たりがある。
「メタバース音楽ライブ」だ。
今回行ったライブは、出演者の半分は3Dモデルを持っていた。
ならば、メタバース空間で音楽ライブをやればいい。
問題点があるとすれば、メタバースの敷居が高いと思う人が多いこと。
さらにはメタバースそのものの認知度の低さだ。
ならばどうするかを考えるのが、私の好きなことであり、仕事でもある。
私は恐らく、この記事で解説されているのと同じ思考をしている。
実際にメタバース音楽ライブを開催している方も居るようだし、今後が楽しみにはなった。

最後に

結構色々と批判的な事を言ってしまったので、勿論私が行ったライブの名は伏せる。
楽しめなかったのは仕方ないが、良い刺激にはなった。

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