私のヴォルテックス日記 Vortex Day 136

内密出産について、考えさせられた。

人は皆、成長過程のどこかのタイミングで、自分のルーツを知りたがる。

生涯独身で生家にずっと住んでいる叔母は、いつだったか、家系図を調べた事があった。

息子は、戸籍上、私の私生児になっている。

が、父親が誰なのかは小さい頃からきちんと伝え、写真も見せ、折に触れエピソードを語り、何よりその父親には感謝こそあれ、一切のマイナス感情は無いと伝えている。

ただ、息子には大人の事情で、最初から父親の居ない家庭に生まれ育った事に関しては本当に済まないと、事あるごとに伝えている。(不倫ではありません。四年半同棲していました。私の意思で未婚の母になりました。)

そして、私は息子を妊娠し産み育てる決意をした時に、素直に両親に話し受け入れてもらえ、しばらく実家に住まわせてもらった。本当に有難い事だった、私は恵まれている。

友人の中には、海外で未婚の母をするのに、クリスマスホリデー中の留守番兼ペットのお世話を住込で引き受け、そこで親にも頼らずに出産した人も居る。

もちろん、彼氏など特定の男性が居なくて、父親が誰だか分からない女性や、完全に受身で仕方ない状況で気付いたら堕ろせない時期に来ていたという女性も居るのかもしれない。  

それでも、人は皆、実は自分の学びの為に、親を選んで生まれてくると言う。

それならば、選ばれた母は、その子の人生を決死の覚悟で受け止め、全力で守り、その子との絆を養っていって欲しいと考えるのは、浅はかなのか?

今は軽々しく体の関係を持ち、軽々しく離婚をする時代。それはそれで致しかたない部分もあるのかもしれないが、 男も女もやる事やった責任は、人として取っていただきたいと思う。

誰にも言えず悩む母体を持つ女性に、人として新たな命を守るための、偉大なる価値ある存在なんだと、覚悟を決めていただけたらと、切に願う。

こんな時代だからこそ、腹をくくって欲しい。

人は生まれてきた以上、その命を全うする権利、義務がある。自分自身も、そして何人も、人の生命を奪ってはならないと思う。

生きていて辛い事が無い人なんて、いない。自分より過酷な境遇の人も歯を食いしばって生きている。そう思うと、少し自分を許せる。

その先にいずれ何かが見えてくるのではないか?
それを探すお手伝いがしたい。

心底生きづらいと感じていたら、誰にも言えない悩みを抱えていたら、家族でも友達でもないからこそ、私が話を聴きます。

ヴォルテックス公認カウンセラーですが、プライベートであなたのお話を聴かせていただきます。

メッセンジャーで個別に承りますので、聴いてもらいたい方は「きいて」とコメントください。あなたは一人じゃない。わたしだけはあなたの見方です。一緒に命を繋ぎましょう。

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