韓国ドラマの巨人、スタジオ・ドラゴンとはどんな会社か
スタジオ・ドラゴンは、韓国のドラマ制作会社で、『トッケビ』や『愛の不時着』などの人気作品を手掛けている。
その快進撃ぶりは、NHKでも取り上げられるほどだ。
スタジオ・ドラゴンの恋愛ドラマは、ラブロマンス系とラブコメディ系のどちらもある。Netflixで観られるスタジオ・ドラゴンの恋愛ドラマとしては、以下の作品がよく知られている。
『ミスター・サンシャイン』:日本統治時代の朝鮮を舞台にした歴史ロマンスドラマ
『梨泰院クラス』:社会の不条理に立ち向かう若者たちの青春グルメドラマ。日本でリメイクされた。
『ホテルデルーナ』:幽霊が宿泊するホテルを経営する女性と彼女に雇われたホテル支配人のファンタジーロマンスドラマ
『サイコだけど大丈夫』:児童文学作家と精神科病院の看護師のヒーリングロマンスドラマ
韓国語だが、詳細な作品と会社の歴史は以下のページで分かる。
スタジオドラゴンの経営陣は、以下のような人物だ。地上波でドラマ製作を経験した人もいる。
代表取締役社長:チョン・テウォン(전태원):CJ ENMのドラマ事業部門としてスタジオドラゴンを設立した。韓国ドラマ界の重鎮であり、『トッケビ』や『愛の不時着』などのヒット作をプロデュースした。
副社長:キム・ヨンギュ(김영규):スタジオドラゴンの制作部門を統括する人物。『梨泰院クラス』や『サイコだけど大丈夫』などの作品を手掛けた。
副社長:パク・ホシク(박호식):スタジオドラゴンの海外事業部門を統括する人物。Netflixとの戦略的パートナーシップを推進し、グローバル市場におけるスタジオドラゴンのブランド力を高めた。
スタジオ・ドラゴンは、コンテンツの企画、開発から資金調達、プロデュース、流通に至るまでの全過程を網羅し、年間30タイトルほどのドラマシリーズを製作している。
それまで韓国ではドラマ製作は地上波テレビ局が独占していたが、そこから独立した形だ。世界市場を席巻する韓流ドラマのパワーの一端を担っている。
設立から約5年で既に179タイトルのIPを保有する、アジア最大規模のドラマスタジオとなった。
スタジオ・ドラゴンは、ドリームワークスに巨額な資金を投資。さらにNetflixと戦略的パートナーシップを締結し、国際的な展開を図っている。
ドラマ製作の特色は、普遍的な感情とオリジナルストーリーを重視することだ。シナリオ段階で徹底的に内容を検証するほか、ネット上のマンガ、ウェブトウ—ンを原作とする作品も手がけている。
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