金与正関連備忘録

.......金与正 1988年9月生まれ
 32歳
女性であり、30代 バカにされないように。
.......南北連絡事務所
2018年4月、板門店で開催された南北首脳会談で南北共同連絡事務所の設置について合意[5]。2018年9月、開城に開所した[5]。

週1回、事務所の両代表による定例協議を開催[5]。しかし、2019年2月米朝首脳会談(ハノイ会談)以降は事務所の両代表による定例協議は中断した[5]。

2019年3月22日、北朝鮮は南北共同連絡事務所から全職員を引き揚げた[5]。韓国は北朝鮮に早期に復帰するよう要求しており、韓国側職員は南北共同連絡事務所での勤務を継続[5]。3月25日、北朝鮮側職員の一部が業務に復帰し、29日には撤収以前の水準に戻ったが、依然として所長や所長代理は不在であり、所長会議は中断したままであった[6]。

2020年1月30日、2019新型コロナウイルスが世界的に広がる中、南北連絡代表が協議を開き、事態が収束するまで、連絡事務所の運営を暫定的に中止することを決めた。今後、韓国側の全職員は早期に引き上げ、閉鎖期間中の南北間連絡手段として、ソウル平壌間の直通電話とファクスを開設し、南北間連絡チャンネルは維持するものとした[7]。

2020年6月5日、朝鮮労働党統一戦線部は韓国の脱北者団体が金正恩朝鮮労働党委員長を批判するビラを北朝鮮に向けて飛ばしたことを理由に、南北接触の窓口となっている共同連絡事務所を閉鎖すると発表した[4]。統一戦線部の発表によると、共同連絡事務所の閉鎖は金正恩の妹で党第一副部長の金与正の指示によるものとしている[4]。
双方の首脳が約束した。
可能性がある。コロナで退去する。
金与正が直接話した。

.......開城工団 一方的に閉鎖
開城工団閉鎖から4年/再稼働求め記者会見
米国の不当な干渉に抗議
南のメディアによると、朴槿恵政権下で中断し、4年間閉鎖状態が続いている開城工業地区の再稼働を求め、「開城工団閉鎖4年、再開を求める各界行動・記者会見」が10日、米大使館近隣のソウル・光化門広場で行われた。「開城工団・金剛山観光再開汎国民運動本部」が主催した。
 
.......金剛山観光
韓国統一部の当局者は10日に記者団に対し、中断から丸10年が過ぎた北朝鮮の景勝地・金剛山観光の再開と関連し、南北経済協力事業を本格的に行うには北朝鮮の非核化が進展をみせるなど条件が整う必要があるとの立場を示した。金剛山観光は2008年7月11日に起きた北朝鮮兵による韓国人観光客射殺事件を受けて中断されている。
.......謹慎説
  北朝鮮・朝鮮労働党の金正恩委員長の妹で、党第1副部長の与正(ヨジョン)氏の動向が2019年6月4日、国営メディアで報じられた。
  与正氏をめぐっては、つい数日前に韓国メディアが「謹慎説」を報じたばかりだ。だが、国営メディアが報じた写真によると、与正氏は正恩氏の2つ隣の席でマスゲームを観覧。他の幹部よりも「上座」で観覧したことで、序列が上がったとの見方も浮上している。
与正氏をめぐっては、4月11日に開幕した最高人民会議を最後に動向が確認できなくなっていたため憶測が広がり、朝鮮日報が5月31日に「謹慎」説を指摘していた。不調に終わった2月の米朝首脳会談の責任を問われた、という見方だ。
同紙の記事では、与正氏が「外部活動を極度に自制している」として、その理由のひとつとして「外交消息筋」による「結核にかかったという話も出ている」といった健康不安説を挙げた。もうひとつの理由は、「消息筋」による「ハノイ会談で灰皿を持って正恩氏の世話をする場面が日本のマスコミに露出し、北朝鮮内部で『不適切な行動』だという指摘が相次いだ」ことだ。正恩氏がこういった声を気にして「『自重しろ』という指示を下した」というわけだ。
この説は、正恩氏が6月3日に平壌のメーデー・スタジアムで開幕した大マスゲーム・芸術公演「人民の国」を観覧したことを国営メディアが6月4日に報じたことで、完全に覆された。国営メディアが配信した写真では、観戦席の中央には正恩氏が座っており、向かって左には妻の李雪主(リ・ソルジュ)氏。その左が与正氏、さらに左に党副委員長のリ・スヨン氏が座っている。こういった席次では、正恩氏に近いほど序列が高いと考えられているため、韓国メディアでは「序列が上がった」という指摘も出ている。
.......3月22日
金与正氏、対南・対米談話を主導…「北朝鮮安保室長」の役割
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の実妹の金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長が、韓国や米国との関係で中心的に動き、高まった政治的地位をアピールしている。昨年の北朝鮮核問題の局面では、正恩氏のメッセンジャー役を果たし、今年からは韓国で言えば大統領府国家安保室長を務めているとみられている。
与正氏は22日、談話を出し、トランプ米大統領が正恩氏に親書を送ったことを明らかにした。これに先立ち、与正氏は3日、「大統領府の低能な思考に驚きを表す」という談話を発表している。これまで対南談話は祖国平和統一委員会が、対米談話は外務省が主に担ってきたが、与正氏が事実上、北朝鮮の対外メッセージを総括しているのだ。
 宣伝煽動部から党序列1位の組織である組織指導部に移ったとされる与正氏は、先月29日に正恩氏が李万建組織指導部長を解任した後、前面に登場した。昨年2月のハノイでの米朝首脳会談では正恩氏の儀典などを担当したが、米朝対話の膠着で統一戦線部と外務省ラインが問責された後、国内政治と外交、軍事の方面で地位が強化されたのだ。
 韓東大学の朴元坤教授は、「事実上、北朝鮮内のナンバー2と見ることができる。最もはっきりと正恩氏を代弁している」とし、「正恩氏の立場では直系家族であり女性という点などが与正氏を信頼できる要素だ。典型的な家族政治の形態を見せている」と指摘した。

.......4月12日
【4月12日 AFP】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン、Kim Yo-Jong)党第1副部長が、党の政策決定機関に復帰した。国営朝鮮中央通信(KCNA)が12日、報じた。
 KCNAによると、長年正恩氏の最側近の地位にあった与正氏は11日、党幹部人事で党中央委員会政治局候補に復帰。正恩氏は今回の決定を下した政治局会議を主宰していた。
 
 与正氏は昨年、正恩氏とドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領がベトナムの首都ハノイで行った2度目の首脳会談が物別れに終わった後、政治局員候補から解任されたとみられていた。
 脱北して韓国の首都ソウルで研究者として活動する安燦一(アン・チャンイル、An Chan-Il)氏はAFPに対し、「今回の復帰は、北朝鮮内の序列において、金与正氏が最近地位が上昇したことの一環だ」と述べた。
 さらにKCNAは同じく12日、今回の政治局会議で、急速に拡大する新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)に対し、より強力な措置を取るよう当局が求めたと報じた。ただ同国で感染者が報告されたかについては伝えていない。
 北朝鮮の政府当局とKCNAは、同国での感染者が一人もいないと繰り返し主張。しかしKCNAは同日の報道で、この主張には触れず、新型コロナウイルスの流行が「国境や大陸に関係なく、すべての人類を脅かす大惨事」と化したと伝えた。
 
.......6月4日 金与正
金与正氏は、北朝鮮の最高位にある人物の中では韓国政府関係者と最も近い人物とされてきた。2018年2月の平昌冬季オリンピック当時、金正恩国務委員長の特使として来韓し、2泊3日の滞在期間中に文在寅(ムン・ジェイン)大統領と4回会ったのをはじめとして、当時のイム・ジョンソク青瓦台秘書室長など政権の実力者らとも交流した。金与正氏は平昌オリンピック後に本格化した南北・米朝対話では常に姿を現していた。
 談話は、軍事境界線一帯でビラ散布などの敵対行為を禁止することにした板門店宣言と軍事合意書の条項について触れ、「北南間に敵対関係がいくら根深くて同族に対する敵意が骨髄に達しているとしても、ある程度分別があるべきではないか。現在のような時に、そちらの方でこのように低劣で汚らわしい敵対行為が許されるということが理解しがたい」と批判した。
 また、6.15共同宣言発表から20周年を迎えるが、「われわれの面前ではばかることなく恣行されるこのような悪意に満ちた行為が『個人の自由』『表現の自由』などという美名の下に放置されるなら、南朝鮮当局は遠からず最悪の局面まで予測しなければならないであろう」と強調した。
 さらに、「南朝鮮当局者が北南合意を真に重んじて履行する意志があるなら、家の中の汚物(脱北者)を捨てて掃除するのが当然だ」とし、「窮屈な弁解をする前に卑劣な行動を阻止する法でもつくり、当初から忌まわしいことが起こらないように万全を期すべきだ」と要求した。
 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の妹、金与正党第1副部長は4日、脱北者らが正恩氏や核開発を批判するビラを北朝鮮に向けて散布したことを非難する談話を発表した。韓国当局が再発防止策を取らなければ、緊張緩和に向けた南北軍事合意の破棄もあり得ると警告した。朝鮮中央通信が伝えた。
 これに対し、韓国統一省報道官は同日「(南北)境界地域の国民らの生命、財産に危険をもたらす行為は中止されるべきだ」と述べ、緊張を高める行為を防ぐ法整備を行うと明らかにした。
 談話は4日付の党機関紙、労働新聞にも掲載された。脱北者らを「くず」「汚物」などと激しく非難した。
 談話
.......5日
北朝鮮の統一戦線部 「南北連絡事務所を必ず撤廃」
 【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の対韓業務を担当する統一戦線部は5日、北朝鮮脱出住民(脱北者)団体による北朝鮮非難のビラ散布を非難し、最初の措置として開城工業地区にある南北共同連絡事務所の「必ず撤廃する」と警告する報道官談話を出した。
 16年4月2日、軍事境界線近くでビラを散布する脱北者団体メンバーら=(聯合ニュース)
 また、金正恩国務委員長(朝鮮労働党委員長)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長は4日、ビラ散布に対し韓国政府が措置を取らない場合、南北共同連絡事務所の閉鎖もあり得ると警告していたことに触れ、「(与正氏が)実務的に執行するための検討事業に着手するよう指示した」と述べた。
.......7日
朝鮮労働党機関紙・労働新聞は7日付で、「朝鮮労働党中央委員会第1副部長の談話に接した各界の反響」と題し、党や政府機関の幹部、労働者代表らの立場表明を掲載した。
その中でも特に過激なのが、金明吉(キム・ミョンギル)中央検察所長の次のような宣言だ。
「歴史の審判は避けることができず、早晩、民族的罪悪を総決算する時が訪れるだろう。
最後の審判のその時、共和国の神聖なる法廷は、わが最高尊厳(金正恩氏)を攻撃した挑発者たちを無慈悲に処刑するであろう」
.......9日
 北朝鮮の朝鮮中央通信は9日、南北共同連絡事務所を通じて維持してきた南北当局間の通信連絡線、軍の通信線、朝鮮労働党中央委員会本部庁舎と韓国青瓦台(大統領府)とのホットラインなど韓国との全通信手段が同日正午から完全に遮断・廃棄されることになったと報じた。
 通信手段の遮断・廃棄は、金正恩国務委員長(朝鮮労働党委員長)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長と金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長が8日の対韓国事業に関する会議で指示を出した。
 同通信は、金与正氏と金英哲氏が対韓事業を敵対的事業に転換しなければならないことを強調しながら、犯した罪の代価を正確に計算するための段階的な敵対的事業計画を審議し、手始めに南北間の全通信手段を完全に遮断することを指示したと報じた。
 金与正氏は4日の談話で、脱北者団体による北朝鮮批判ビラの散布を強く非難しながら韓国当局に対し、相応の措置を取らない場合は南北共同連絡事務所の閉鎖などを覚悟しなければならないと警告した。翌日には対韓業務を担当する統一戦線部も報道官談話でビラ散布を非難し、連絡事務所閉鎖を警告した。
 11日
大統領府 ビラ配布を厳正に処分◇北朝鮮へのビラ散布は「違法」 南北関係の危機に大統領府が活路模索
 青瓦台(大統領府)は11日、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)の主宰で国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開き、北朝鮮に向けてビラなどを散布する行為は関連法に違反し、違法だと規定した。青瓦台がビラ散布に対し厳しく対処する方針を明らかにした背景には、危機にひんした南北対話で活路を見いださなければならないとの切迫感があるとみられ、統一部がビラを飛ばす活動を行っている北朝鮮脱出住民(脱北者)団体を刑事告発したことを巡って野党から批判が持ち上がっているなか、青瓦台が直接告発措置の支持に乗り出したものと受け止められる。
.......12日
朝鮮中央通信によると、北朝鮮の李善権外相は12日、談話を発表し、北朝鮮の戦略的目標は「米国の長期的な軍事的脅威を管理するための、より確実な力を育てることだ」と述べ、核抑止力強化を進めていく考えを強調した。制裁解除などの「代価」なしに米朝交渉に応じない構えも示し、トランプ米政権との対決色を再び鮮明にした。
.......12日
北朝鮮で対南業務を総括するチャン・グムチョル統一戦線部長が初めて談話を発表し、韓国政府の対北朝鮮ビラ関連措置に対する立場を示した。北朝鮮の官営「朝鮮中央通信」は、チャン部長が「まさに『牛を盗まれてから牛小屋を直す』(盗人見て縄を綯う) という朝鮮のことわざのようなものだ」とし、「南朝鮮当局に対する信頼は粉々になった」と述べたと、12日夜に報じた。
 チャン・グムチョル朝鮮労働党中央委員会統一戦線部長は同日、本人名義の談話で、大統領府が11日、一部脱北民団体による北朝鮮へのビラまきを徹底的に取り締まり、政府レベルで厳正に対応するという方針を明らかにしたことについて、「『統一部』の陰に隠れていた大統領府がようやく前面に出て、何か“大勇断”でも下したかのように立場を表明したが、我々としては信頼よりも疑惑が深まるばかりだ」と非難した。「大統領府が今の危機を免れるため、自分なりに捻りだした策略ではないかという疑念を拭えない」という論理だ。チャン部長が本人の名前で談話を発表したのは今回が初めて。
 チャン部長は、「南側当局が左右上下の顔色を窺ってなかなか決断をせず、口先ばかりの言葉を並べている」とし、「自分の言ったことと約束を履行する意志がなく、それを決行する力もなく、無脈無能だったため、北南関係がこうなった」と主張した。韓国政府が追加的に法律を制定し、北朝鮮へのビラまきを防ぐとした内容については、「それがいつ実現するだろうか」とし、「北南関係の悪化を真剣に懸念したなら、板門店宣言が採択されてからこれまで2年という長い時間が流れる間、そのような法律は10回も20回も作ることができたはずだ」と述べた。
 同談話で、当分の間、南北関係の改善は期待できないという点も示唆した。チャン部長は「口先では大決断を下すかのように言っているが、実践は一歩も進めない相手とこれ以上向き合いたくない」とし、「これから流れる時間は、南朝鮮当局にとって悔やんでも悔やみ切れない、つらいものになるだろう」と語った。
.......13日
北朝鮮外務省のクォン・ジョングン米国担当局長は13日、談話を発表し、米朝関係や核問題に韓国政府が関与する余地はないと強調、「非核化などとたわ言を言うのはやめた方がいい」と述べた。朝鮮中央通信が伝えた。
 「非核化が吹き飛んだのは仲裁者がいないからではない。非核化の条件が整わなかったためだ」と指摘。核・ミサイル戦力の増強を続ける姿勢を改めて強調した。
 韓国外務省当局者が史上初の米朝首脳会談から2年となった12日、米朝対話再開や南北関係改善に向けて努力すると述べたことに反発。クォン氏は「米国の持続的な脅威を制圧するための力を育てる」とした。
.......13日
朝鮮労働党中央委員会 金与正第一副部長 談話
私は昨日、統一戦線部が出した談話に全面的な共感を表する。
2年間やってこれなかった仕事をすぐに出来る能力と度胸があるのなら、北南関係が今、こういった様相になるのだろうか。
いつ見てもそうだ。常に後になって焦る者の常習的な言葉に耳を傾けたり、かたちに過ぎない常套的な言動を決して信じてはならず、裏切り者たちとゴミたちの罪を絶対に許してはならない。
我々祖国の象徴であり、偉大なる尊厳の代表者である委員長同志の絶対的賢威をあえて刺激し、神聖なる我々の側の地域に汚物を押し込めるゴミどもとその妄動を黙認する者たちに対して、この世を破壊することとなったとしてもケリをつけようと立ち上がった全体人民のひたむきな声は、今、より荒々しくなっているのだ。
裏切り者たちとゴミどもが犯した罪の大きさに気づかせなければならないという判断と、それに従って立てた報復計画は、対敵(対南)事業の一環としてではなく我々の内部の国論として強く固まった。
その者たちがどんなことをしでかしたのか。絶対に傷つけてはならない(もののうち)何を間違って傷つけたのか、手痛く知らせなければならない。
言葉の感覚が鈍いその者たちが、あるいは(この談話を)「脅迫(に過ぎない)」と誤解したり、勝手に我々の意図を評価し、支離滅裂な談話を発表するよりも、いまや(こちらら)連続的な行動で報復しなければならない。
確実に南朝鮮の者たちと★決別する時が来たようだ。
我々はすぐに次の段階の行動を取らなければならない。
私は委員長同志と党と国家から付与された私の権限を行使し、★敵対(対南)事業関係部署たちに次の段階の行動を決行することを指示した。
遠くない時期に、使い物にならない北南共同連絡所が形骸なく崩れる、悲惨な光景を見ることになるだろう。
南朝鮮当局が気にかけるその次の我々の計画に対して、この機会に暗示するのならば、(北朝鮮側は)次の対敵事業の行使権を我々の軍隊の総参謀部に移そうと考えている。
我々軍隊もまた、人民の憤怒を多少なりとも鎮めてくれるその何かを決心し、断行するものと信じる。
ゴミはゴミ箱に捨てなければならない。
主体109(2020)年6月13日
 
.......15日 文在寅大統領
文大統領「南北関係止めてはならない、共に突破口を」
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は15日、青瓦台(大統領府)で首席秘書官・補佐官会議を開き、南北関係の緊張が高まっていることについて、「南北が共に進まなければならない方向は明確だ。長期間の断絶や戦争の危機まで、厳しい状況を乗り越えてきた今の南北関係を止めてはならない」とし、自身と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が南北の8000万人の住民の前でした朝鮮半島平和の約束を後退させることはできないと力説した。 
 文大統領は2000年6月15日の南北共同宣言から20年となるきょうを重い気持ちで迎えたとした上で、「だが、南北関係に難関が生じ、状況が重く厳しいときほど、6・15宣言の精神と成果を振り返えらなければならない」と話した。 
 また2018年4月27日に文大統領と金委員長が南北軍事境界線のある板門店で採択した完全な非核化の実現を共通目標とする板門店宣言と、同年9月19日に平壌で署名した平壌共同宣言について、「南北が忠実に履行しなければならない厳粛な約束」「どのような情勢の変化があっても、揺らいではならない確固たる原則」と強調した。その上で、「わが政府は合意履行のために絶えず努力する」と強調した。
 文大統領は北朝鮮に向け、「意思疎通を断絶し、緊張を作り、かつての対決の時代に戻そうとしてはならない」とし、「難しい問題は意思疎通と協力で解決していくことを願う」と呼びかけた。
 さらに「朝鮮半島情勢を画期的に転換しようとした金委員長の決断と努力をよく承知している」としながら、「期待していたほど、朝米(米朝)関係と南北関係に進展がなかったことに対して私もまた残念な気持ちが非常に大きい」と言及した。 
 その上で「条件が良くなるのを待つだけではいられない時期に至った」とし、「南北が共に突破口を探していく時になった。朝鮮半島の運命の主人らしく南北が自ら決めて推進できる事業を積極的に探して実践していくように願う」と出席者に指示した。さらに「国際社会の同意を得ていく努力も続けていく」と説明した。 
 文大統領はこれまでの政権の南北合意を振り返り、「政権と指導者が変わっても尊重され守られなければならない南北共同の資産」とし、「朝鮮半島問題と南北問題解決の鍵もここから探さなければならない」と指摘した。 
 さらに「このような合意が国会で批准され政権によって浮き沈みすることなく連続性を持っていれば、南北関係は今よりはるかに発展していた」とし、「今国会では南北関係の発展と平和のために、さらには平和経済実現のために超党派的に協力することを期待する」と要請した。
.......南北合意
韓国の宋永武国防相と北朝鮮の努光鉄人民武力相が19日に署名した軍事分野合意書の要旨は、以下の通り。
 ・地上敵対行為の中止。軍事境界線を基準に南北計10キロの地帯に緩衝地帯を設け、軍事演習を中止
 ・海上敵対行為の中止。黄海と日本海の一部海域に緩衝水域を設け、軍事演習を中止
 ・空中敵対行為の中止。無人機を含む航空機やヘリコプターなどの飛行禁止区域を設定
 ・偶発的衝突を防ぐための南北共通の警告手続きを設定
 ・今年末までに非武装地帯(DMZ)の南北各11カ所の哨戒所(GP)を撤去
 ・10月から約1カ月内に板門店の共同警備区域(JSA)の非武装化を実現
 ・来年4月から10月まで、DMZ内の遺骨を共同発掘
 ・漢江(ハンガン)河口区域に共同利用水域を設定
 .......ビラとはどんなものか
南と北は地上と海上,空中をはじめとするすべての空間で軍事的緊張と衝突の根源になる相手方に対する一切の敵対行為を全面中止することにした。
統一部は、前日に緊急懸案会見を開き、脱北民団体の自由北朝鮮運動連合とクンセムを南北交流協力法違反で告発し、傘下の非営利法人設立許可も取消すことにした。
自由北朝鮮運動連合は、先月31日、京畿道金浦市で対北ビラ50万枚、1ドル紙幣2000枚、SDカード1000枚を大型アドバルーン20個に積んで北側に飛ばした。クンセムは先月29日までに100回にわたりコメを入れたペットボトルを仁川(インチョン)沖から送った。
.......アンチャンイルテレビより
正恩の母親、日本から来た同胞だ。ラーメンの袋、
5000メートルにUSB、紙のビラ クスリ

.......野党の批判
 河議員は「北朝鮮住民の知る権利、情報接近権保証は普遍的人権の問題。南北関係を理由に政府ができないことを脱北団体が代わりにしている」とし「大韓民国の国格を落とし、韓米同盟を弱体化させる脱北団体弾圧を中断しなければならない」と促した。
脱北を決意した人もいる。
談話は軍事挑発もちらつかせ韓国側に対応を迫るもので、韓国政府は同日に緊急会見を開き、法案の検討を発表した
 脱北者団体は定期的に、南北軍事境界線近くで、体制批判のビラを風船につけ、北朝鮮に向けて飛ばしている。5月31日にも正恩氏を非難するビラ50万枚などを北側に散布した。
 朝鮮中央通信によると、与正氏はビラを飛ばした脱北者らを「祖国を裏切った野獣より劣る人間のくず」「くそ犬」などと批判。韓国政府が法整備などの「相応の措置」を取らない場合、開城工業地区の完全撤去のほか、軍事境界線近くでの敵対行為を全面的に停止する南北合意の破棄も「十分に覚悟すべきだ」と警告した。
 平壌
崔竜海 最高人民会議は11日、常任委員長に崔竜海・党副委員長を指名した。1998年から委員長を務めた金永南氏の後任となる。
序列3位朴奉珠党副委員長
 今の地位は


.......NSC
7回開かれた。
特使、すぐに首脳会談をすべきだ
14日NSCを未明に開いたが、何も発表しなかった。

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