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品質管理

以前に「問題点を見過ごさない」というテーマで投稿したことがあります。

この内容と重複しますが、飲食店経営において「品質管理」はとても重要です。

飲食店における「品質管理」は大きく分けて「在庫管理」と「生産(調理)工程管理」です。

材料は日々劣化していきますので、「在庫管理」がとても重要になります。

そして、適切に管理された食材を使用したとしても、「生産(調理)工程」に問題があれば適切な品質を維持出来ません。

これを受注から提供まで極めて短い時間で処理しなければならないのも飲食店の「品質管理」を難しくさせている要因でもあります。

そして、メニューの多様化、複雑化により「生産(調理)工程」が多岐に渡り、更に「品質管理」を難しくさせているのです。

この「品質管理」をIT技術を使って行うことは不可能ではありませんが、小規模飲食店ではそこまで投資できません。

また、仮に投資ができる資金余力があったとしても、適切な投資を行うことはとても難易度が高いのです。

そうなるとやはり、人力管理になります。

調理人が自覚を持って適切な「品質管理」を行うことと管理者が適切な「品質管理」が行われているかどうかを都度チェックするのです。

当たり前のことではありますが、これを日々絶えず行っているというのが一般的な小規模飲食店の実情です。

これはかなり根気のいる仕事なのです。

飲食店経営とはこの根気のいる属人的な仕事を毎日し続ける事なのです。

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