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長時間営業のメリット

飲食店に限らず、店舗の長時間営業に関しては、近年は特に否定的な意見が多くなり、やりにくくなってきていると思われます。

自店のエリアにおいても、以前は24時間営業や朝5時まで営業している居酒屋が存在していました。

自店も以前は朝5時まで営業していましたが、今は25時までの営業になっています。

定休日も無しで年末年始以外は基本的には休みなく営業するスタイルです。

しかしながら、現在は人手不足により毎週休業日を設けています。

長時間営業のメリットは雇用機会の創出と取引先との取引量の拡大とお客様の利便性の向上の主に3点です。

例えば、長時間営業であれば、社員も早番と遅番に分けられるので、その分多くの人数を雇用できます。

アルバイトスタッフのニーズも多様です。

ランチタイムに働きたい人もいれば、ディナータイムや深夜タイムに働きたい等、ニーズは様々です。

また土日祝日は出勤したくないスタッフもいればその逆のケースもあります。

営業時間が長くなればその分売上も増えますので、取引先から仕入れられる量も増えます。

取引先にとっては喜ばしいことです。

そして、お客様の来店ニーズも多様です。

朝5時まで営業している時は、飲食店や美容院に勤めるお客様が営業終了後に良くきていただきました。

今は25時閉店なので当時に比べて減りましたが、飲食店や美容院の営業時間も以前に比べれば短縮傾向にありますので、全体的に時間が早まっている感はあります。

また、17時頃に仕事が終わるサラリーマンの方の2次会、3次会利用もありましたが、今は以前のように遅くまで何軒もはしごする文化はかなり少なくなってきていると思います。

無理に時間を伸ばしても、お客様のニーズが少なければ経営を成り立たせることが難しくなります。

そのようなこともあり、経営を成り立たせられる範囲内で営業時間を決めていく必要があります。

但し、営業時間を削って、雇用機会を減らすことはなるべくしたくないという思いがあります。

今は、人手不足で、雇用機会を無理に減らさなくても、自然と減ってしまっているという状況です。

このままでも良いような気もしていますが、以前に比べてお客様の利便性は低下しています。

しかしながら、メンバーに無理な負担を強いてまでお客様の利便性を向上させていくつもりはありません。

結果的にメンバーへの無理な負担がお客様の満足度の低下につながっていってしまうと思っているからです。

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