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対前年比較の有効性

今月も残すところあと1日となりました。

自社の売上は今の所今月は前年対比で115%です。

今月は時短営業がありませんが、昨年は22日から月末までの9日間が時短営業でした。

それがなければ同程度の売上だったかもしれません。

ランチメニューの改訂(値上げ)は今月の9日から実施しています。

それ以外のメニューの改訂(値上げ)はまだ未実施です。

お客様の来店人数は昨年4月より今月の方が若干多いくらいでほぼ変わりありません。

お客様単価はアップしています。

メニュー改訂が与えた影響についてはまだ判断材料が少ないと思っています。

しかしながら昨年の5月は丸々1ヶ月間、外出自粛要請が出ていました。

営業日数は昨年も今年(予定)も5月は31日間で変わりありませんが時短営業はしています。

もちろんランチタイムは時短営業をしていませんので、どの程度影響があるかは判断が難しいところでもあります。

自粛要請期間中だからランチタイムは賑わったという見方もできるのです。

飲食店経営は昨年と今年で置かれている環境が異なります。

単純に対前年比較が難しいのです。

これは飲食店経営に限らないでしょう。

そもそも会社経営とは毎年環境変化が激しいのです。

それでも何故か対前年比較をしてしまいます。

不思議なものです。

そう考えると、新しい取り組みをしたことで、売上が20%増えたとしても、それが要因で20%増えたとは言い切れないのです。

もしかしたら何もしなくても20%増えていた可能性もあるわけです。

AI分析の導入によりそのあたりの要因分析の精度は上がるのかもしれません。

・天候要因(外部) XX%
・制度変化要因(外部) XX%
・景気指数要因(外部) XX%
・人員配置要因(内部) XX%
・メニュー要因(内部) XX%
・価格要因(内部) XX%

・外部環境変化要因 XX%
・内部環境変化要因 XX%

・合計 XX%

みたいな感じで自動的に算出されるようになるのでしょうか。

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