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消費の効用②
昨日は消費の効用について下記の3つがあると記載しました。
1.人助け(経済活動支援)の為
2.人を感動させたり喜ばす為
3.自分自身の学びや成長の為
今日はその内の「1.人助け(経済活動支援)の為」について掘り下げていきたいと思います。
コロナ禍において、経済優先派と自粛派に分断されています。
これまでも一貫して述べてきましたが、どちらが正しいということは言えません。
それぞれの置かれている環境や価値観が異なるからです。
それらにおいてはそれぞれの考え方がその人にとっては「正しい」のです。
他人がとやかく言うことではないと思っています。
その為、ここでの主張は「自粛は良くなくて経済活動優先が良い」と言うことではありません。
消費活動は「人助けになる」と言う事実を伝えたいと言うことです。
そんなことは当たり前のことと思う人もいるでしょう。
その上であえて説明します。
消費をするということは「その消費に関わる多くの人を助けている」と解釈ができるということです。
例えばスーパーでお菓子を購入したとします。
お菓子の購入は「無駄遣い」のような罪悪感を抱く人も一定数いるかもしれません。
しかし、お菓子を購入することで助かる人もいます。
それはそのお菓子に関わる人全てです。
・お菓子を販売しているスーパー
・お菓子の製造会社
・お菓子の製造に関わる会社(パッケージ、香料、原材料等の会社)
・お菓子の流通に関わる会社(卸や配送等の会社)
・お菓子の広告宣伝に関わる会社
等々、そのお菓子に関わる沢山の会社があるのです。
そしてその会社には経営者がいて従業員がいます。
上場会社であれば株主もいます。
その、お菓子を買うという「消費」によって、そのような会社の経営者や従業員が助けられているということです。
「消費」がなくなれば、会社の経営も成り立たなくなるし、従業員への給料も払えなくなると言うことです。
もっと言えば「消費」がその消費に関連する会社の経営者や従業員の生活を支えているということです。
更に言えば、そのお菓子に関わるそれぞれの会社にはその会社を支える多くの会社や人がいます。
会計士や弁護士等の士業の方や銀行等の金融機関もそれらに該当します。
またそれぞれの会社は納税の義務がありますので、消費が税金に繋がっていきます。
お菓子を購入すること。
そのような些細なことのように感じる一つのことでも、それは立派な経済活動であり、人助けです。
そう自覚することが大切です。
恩着せがましく考えるということでは決してなく、堂々と胸を張って消費すれば良いと言うことです。
「自分は人助けをしている」と思って消費すれば良いのです。
それがたった一つのお菓子であってもです。
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