「口が堅い」と信頼される
「口が堅い」ということは信頼の証でもあります。
お客様のことを他人に口外しないということは飲食店経営において前提条件です。
飲食店への来店や来店時の同席者や会話の内容などはプライベートなことであり、口外しないということは当たりまえのことです。
もちろん例外もあります。
常連のお客様がお友達を連れてきてくれて、そのお友達がプライベートで来店してくれた時などは常連のお客様にお礼の連絡を入れます。
要はケース・バイ・ケースということです。
「この情報は他人に伝えた場合、当の本人はどう思うだろうか」ということが判断基準になります。
判断に迷う場合は「基本伝えない」が無難です。
しかしながら、紹介者にはお礼を伝えなければなりません。
商売はそう言った義理人情的な部分が結構大事だったりします。
また、基本他人の話を他人にはしないということです。
しかしながら「他人を褒める」場合は伝えても良いのです。
・Aさんにこんなことをしてもらって感謝している
・Bさんはこんなことをしていて素晴らしいと思う
・Cさんはこんな偉業を成し遂げた
・Dさんのおかげで今の自分がある
等々、誰も損しないし嫌な気持ちにならない話しです。
一方で他人が聞いて嫌な気持ちにならないことでも余計なことは話さないという姿勢が良いです。
とにかく何も話さないことです。
褒めること以外は。
そんな姿勢でいれば間違いはないでしょう。