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明朗会計

外食をする機会が多いですが、明細付きのレシートをくれるお店が増えてきました。

以前は、レシートがないお店も多かったような気がしています。

値段を全く気にしないようなお客様が多い高級業態のお店であれば例外的なのかもしれませんが、明朗会計は商売の基本だと思っています。

明朗会計とはかかった金額の根拠がきちんとお客様に提示されることです。

本日はあるお客様のレシートを確認したところ、「調整金額」という項目がありました。

メンバーに確認したところ、登録されていた商品の金額が間違っていたので、差額分を調整金額として登録したとのことでした。

とてもありがたい対応ですが、お客様は明細に「調整金額」と記載されていても意味がわかりません。

調整金額ではなく、正しい商品名と金額でレジ入力するのが正しい対応です。

今のレジはマスタ登録されていない商品をレジ入力のタイミングで入力してレシートに表示させることができます。

商品名と金額をその場で登録できるのです。

そんなに難しい作業ではありません。

今日はお客様も多く忙しかったので、多少の手間を惜しみたくなる気持ちもわかります。

調整金額で差額分を処理した方が若干早く対応できるからです。

しかしながら、やはり「調整金額」ではお客様には理解できないのです。

昨年から「モバイルオーダーシステム」を導入したのでお客様は自分のスマホで明細(注文内容と金額)を確認できるようになりました。

更にはそのままクレジットカード支払いまでできます。

キッチンやレジ付近にいると、お客様が自分の席でクレジット決済すると決済音がなるので、わかります。

その音が鳴れば、レジ端末やキッチンの端末で決済されたことを確認できます。

確認したら、後はお客様のお見送りをするだけで良いのです。

オペレーション上とても楽になります。

お客様側にも会計で待たされるということも減ります。

全てがモバイル決済になれば、売上の全て(100%)に決済手数料がかかってくることになりますが、お店側としてもその方がむしろありがたいと思っています。

結局はお客様の満足度向上につながるからです。

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