みんなでアジャイル 読書メモ
アジャイルの原則
・顧客から始めるのがアジャイル
・早期から頻繁にコラボレーションするのがアジャイル
・不確実性を計画するのがアジャイル
アジャイルはムーブメント
・アジャイルをムーブメントと捉えることで、手法とマインドを変化させる
・自分の組織やチームでどう適用していくか、責任を持っているということ
・思考と行動の双方が必要
・チームや組織は、一緒に働く人たちが生み出すもの
組織重力の3つの法則
・組織の個人は、日々の責任ややる気が伴わない場合、顧客対応を避ける
・組織の個人は、自分のチームやサイロの居心地の良さの中で一番簡単に完了できる仕事を優先する
・進行中のプロジェクトは、プロジェクトを承認した最上位者の決定がない限り続く
アジャイルの原則が、これらを避けるのに役出つのである
アジャイル・リーン・デザイン思考
・ どれも目指すべき最上位のゴールは同じ
・成長 + 採算性
・成功指標は様々であり、どれを解決したいかで戦略が変わる
・効率性 => リーン
・ベロシティ => アジャイル
・ユーザビリティ => デザイン思考
・根底にある価値観は、顧客中心・コラボレーション・変化へのオーブンさ
フレームワークの罠
フレームワークの罠から逃れるには
・意義あるものにする
・自分たちの具体的なゴールは何か?現在のやり方がどうゴールの達成を阻んでいるか?
・自分のものにする
・ゴール達成するために、役立つアジャイルの価値は何か?
顧客から始めるのがアジャイル
・作成するアウトプットより、顧客に届ける成果にフォーカスする
・本当の意味で顧客中心主義をメンバーに促すのは難しい
・組織重力の第一法則のため
・日々の責任やインセンティブと整合性がなければ、顧客と向き合う仕事を避ける
顧客視点で速度を見る
・あらゆる組織は、顧客が本当に望んでいない場合でも、過去と同じやり方を選択する傾向がある
・この場合、生産性・速度が無意味
動くソフトウェアのその先
・イノベーションは非常に革新的で新しいので、顧客はそれを想像したり要求したりできない
・顧客に聞くことと、顧客から学ぶことは同じではない
・顧客体験をより広い視点で見ることが大切
早期から頻繁にコラボレーションするのがアジャイル
・主義主張を超えて、オープンであること、弱さを認めること、当事者意識を共有する意欲
・コラボレーションの意味を、組織で共通認識として明文化することが重要
報告と批評の文化から協調的な文化への移行
・ Spotifyモデル
・多くの組織では、チームや職能を跨いだ会議が、それぞれのチームの仕事を他のチームに伝える
・これが報告と批評の文化
・チーム間の目標があっていないため、この文化を発展させてしまうケースもある
・手続き的な会議や形式的な会議の枠を超えて、非公式なコミュニケーションの場を広げる機会はいくらでもある
・アジャイルゾーン/アジャイルシティ
・参加者に何を期待しているかを知らせる、期待を明確に
不確実性を計画するのがアジャイル
・プロジェクトを承認する経営者は、必ず変更の余地を残さないといけない
アジャイルの逆説 : 柔軟性を実現するための構造を活用する
・タイムボックス化は、変化への対応を難しくするものではなく、逆に変化への対応を日々の仕事のやり方の一部とするもの
・組織における固定のサイクルを洗い出し、それらに逆らうのではなく、それに合わせて仕事をする
振り返り
・終わった実際の仕事を批判することではなく、どうやって仕事を終わらせるのかに注目する
・原則に従って目標を達成しているか?次はどうするか?
・一緒に仕事をする方法について、疑念・疑問・不確実性を声に出す場
・大抵心地よくない。
3つの原則に従い、速くて柔軟で顧客第一なのがアジャイル
・アジャイルは組織全員に適用されたとき、一番効果を発揮する
・アジャイルプラクティスをスケールする場合、どうやって組織全体がアジャイルに働くかについて上位の確固たるビジョンが必要
・「なぜ」「どうやって」「何を」の自己強化ループを使い、個々のチームの仕事のスタイルを尊重しながら、アジャイルを広げることはできる
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