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ビビりながら、思いっきり、チャレンジ

こんにちは、西荻ぷれまのイシイです。

いまぼくは内装業をしているんですが、

先日、親戚の家のキッチンの水栓を取り替えました。


親族が集まる忘年会(0歳~70歳くらいの30人くらいが集まる会)で

ぼくが「内装屋さんで修行している」という話を聞いたミツルさんが

「あっ、うちのキッチンの蛇口から、水がずっとぽたぽた垂れてきてすごいストレスでさー、よーよー(家族での呼び名)直してくんない?」

と相談してくれたんです。

ぼくは

「はい、いいっすよ!」

としれっといいましたが、白状すると

自分で材料調達~施工までをするのは初未経験でした!

水栓自体を交換するのは何度もしていますが、

どんな材料を買えばいいか?

キッチン台との組み合わせは平気か?

管は元栓に届く長さがあるか?

などの施工までの準備についてはいつも上司の皆さんにお任せでした。

でも、「自分で仕事を受ける」ためには

この段取り作成と材料調達は避けては通れないし、

「やったことない」といってやらないままだったらいつまでも出来ないので、

ミツルさんの家で初めての仕事にチャレンジさせてもらうことにしました。


忘年会がおわってからは、もうで頭がいっぱい・・・

キッチンの写真を送ってもらって、

そこから水栓の型番を調べて、

ネットではしらべるとこの型は製造中止どころか施工説明すらあがってなくて、

後継機種を調べて取り寄せて、

「あっ、食洗器に水を流すための分岐ってどうつけんの・・!?」

ってなって上司に相談して、作業車を借りて・・・

と、内装屋さんにとっては普通の仕事を、本当の意味で

自分事として実践しました。

そして先日、不安と緊張で頭がいっぱいになりながら

無事、キッチンの水栓取り換えを行うことができました!


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実際に手を動かすところまでいけば、

あとは習ったことをやるだけという感じなので、

ミツルさんやその家族と近況について話したり、昔話をしたりと

楽しく作業をすることができました。

蛇口からのポタポタも、元栓からの水漏れもなくなり、ミツルさんからは

「本当にありがとう!」

と言ってもらえました。


今回、取り換え工事をやってみて、ぼくは以下のことを学びました。



成長には「安心して、真剣にチャレンジできる場」が必要

当然、仕事で失敗はだめですし、ベテランの職人さんにお願いした方が早くて丁寧かもしれません。

それでもミツルさんは、僕が

「内装業者として成長するために、普段しない段取りからやってみたい」

という意思を感じて、僕に依頼してくれたんだと思います。


当日も「親戚の若いのが遊びに来た」くらいの雰囲気で迎えてくれたので

ゆるみすぎず、力みすぎずに仕事をさせてもらいました。

この雰囲気はぷれまでもサッカー指導でも、

ひとがパフォーマンスを出すうえでは重要な要素だなぁと感じました。


「じゃあ、イシイに頼むよ」

そう言ってくれる人に支えられていることを感じた、お正月でした。


※食洗器の分岐は再利用できなかったので、すぐに新しいものを取り寄せて再度伺います汗

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