張哲瀚(チャン・ジャーハン)に関する龔俊(ゴン・ジュン)の噂における信憑性について

 この記事は、本件の噂が虚偽である可能性が高いという理由について述べています。

 中国ドラマ「山河令」が日本で認知されるようになり、演者について検索する人も多いかと思います。
 張哲瀚は2021年8月13日に靖国神社をめぐる件で中国での活動を禁止され、現在、裁判を起こしています。
 これに伴い、共演者の龔俊が「張哲瀚を利用して有名になった」という情報がブログやYouTubeで数多く上がっています。

 しかし、これを否定する証拠や中国芸能界の業界構造の悪質さ、所属事務所の存在がSNSサイトで多く述べられています。
 具体的なソースは、該当者への攻撃に繋がることを鑑みて記載しません。
 ただし、何度も言及されているのは「裁判中、公の場に出ることは判決に不利になることが多いため、弁護士はメディアへの露出は行わないよう助言するのが一般的である」ということです。龔俊が噂について否定するコメントを出さないことで不信感が増すという方もいると思いますが、週刊誌による告発とは違い、張哲瀚が裁判中であること、また否定コメントによる攻撃激化の阻止、という理由が考えられます。ジョニー・デップとアンバー・ハードの裁判では本人が裁判内容にコメントしたことはありませんでした。裁判の内容はすべてメディアを通したものでした。

 現在、主に噂されている2つの内容についてまとめました。

●撮影前から張哲瀚と似た服装を投稿しており、カップル営業をしていた。
→投稿時系列が両者バラバラであり、龔俊のあとに張哲瀚が投稿した記事も同じく多くあります。また、カップル営業は中国芸能界では作品の宣伝の一環として男女・男性同士で行われる一般的な行為であり、多くは事務所など本人以外によるものがほとんどです。

●811事件以降に張哲瀚がインスタグラムに投稿したビデオに共演者に利用されたとする発言があり、共演者=龔俊ということを暗に言っている。
→このビデオに関しては先述の裁判の件に限らず、発言内容の時系列や矛盾点が多いため、フェイク動画である可能性が高いとされています。中国では活動禁止にされた芸能人のフリをしてファンから金銭を集める詐欺が横行しており、成りすましに整形手術やAIを使い資金源のある企業と結託して活動することもあるため、本人か否かの判断が難しくなっています。
 また、動画内で共演者の実名を述べていない点は、龔俊側から名誉棄損の訴えを避ける狙いがあると考えられます。龔俊は過去に、「中国のゲイの活動拠点にいた」とされる合成写真と実名をSNSに投稿した相手に対し、訴訟を起こし勝訴しています。

 他にも多くの噂がありますが、事件以降に龔俊と共演していた演者が個人配信でそれを否定する発言をしています。

 最後に。
 本記事は、私が数年かけて目にしてきた内容とはいえ、その情報が100%正しいとは限りません。インターネット記事が100%正しいわけではないという理由と同じです。
 最終的な判断は、ご自身で行うようお願いします。

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