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妻のバースデーに何を送るか?を考えてみた

皆さんは誰かにバースデープレゼント送ってますか?

私は毎年、いつもそばにいてくれる妻、息子に送るようにしています。

で、いつも悩むのは奥さんへの誕生日プレゼントです。
どっちかというとクールな人なんで、何もらってもメチャクチャ喜んでくれる、というのはなく、あまりそのリアクションを期待しすぎてもよろしくなく、できるだけさりげなく渡し、感謝の気持ちをさりげなく受け取る、というのが基本の流儀となります。

しかしそもそも何を送るか?って事が皆さんと同じく頭を悩ますところです。

ただ、数年前から実践してる事があるのですが、普段から、まぁ遅くとも一か月くらい前からニーズ調査をすることです。
ふだんからの会話、妻の独り言を耳を澄まし、何気なく聞いて書き留めておくわけです。
これだけで何となくターゲットが定められます。
まあまあ喜んで貰えるものが渡せる、
その確率は高まります。

例えば昨年末だと、
「忙しい、忙しい」ばかりであまり会話も無かったところでしたから、
だったら時間をプレゼントするのがいいなと思い、食事つきのホテル予約して、その日は家族でゆっくりできる時間を提供させてもらいました。

あと、これは数年前のエピソードですが、
妻がふと

「いつも通ってる美容室のドライヤー
風量が多くて、すごく良い感じに仕上がるんだよねー」

って言ったのを聞き逃さず、記憶に留めました。

だったらそれがいいんじゃないかと。
何はともあれその物を一度確認してみようではないか、と。

しかし生まれてこのかた近所の散髪屋さんしか行った事ないオジサンで、美容室なんて行った事ないな…と思いつつ、
翌日、意を決してその美容室を訪れ、お店のドアを恐る恐る開けてみました。

応対してくれたのは美容師の女性でした。

「あの…」
「ご予約のお客様ですか?」
「あ、いや、そのいつも妻がこちらを利用させてもらってまして…」
「あ、そうですか、それはありがとうございます。」
「こちらこそありがとうございます💦
そ、それでですね、妻がここで使われているドライヤーをすごく気に入ってまして」
「はあ」
「その現物を見せて欲しくて…お伺いさせてもらいました。
ちょっと見せてもらえませんでしょうか?」
「あ、はい……わかりました。では、ちょっとこちらにお掛けになってお待ち下さい」

そんなやりとりの結果、しばらくして店員さんがドライヤーのメーカー、型式、おおよその値段を調べてくれて、帰りにそのメモまで頂きました。
(アウェーの場で受ける親切はホントこころに沁みますね)

そちらのメモを大事に握りしめながら帰途につき、
帰宅後にAmazonで確認、発注。
無事、誕生日に合わせてプレゼントする事ができました。
いつも通り、大きなリアクションは無かったものの、少し驚き、喜んでくれてた様子でした。(今でも毎日使ってくれてます)

ちなみにこのドライヤーのエピソードを仲間内に話したところ、なかなかウケが良く、
予期せず、私の株が上がる結果となりました。。

まぁシンプルにニーズを感じ取って、それに合うものを提供したってだけなんですけど、意外と自分の独りよがりに陥って、考えすぎて難しくなっちゃうんですよね。

まあしかしこんなプロセスも楽しみながら、毎年妻の誕生日を迎えたいものです。

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