えんがっちょ

※長いので飽きると思います。。

昨日、わたしの家政婦ナギサさんの初回を見た。
ずっと面白そうで待ちに待っていた。

コロナの影響で各局のドラマ開始がバラバラで気を抜いていたらもう始まってた。

桜の季節のカットもあったし、やっぱドラマの季節がずれちゃったよねって思いつつ本編をみる。

なんとなく、これみたいって思ってただけなんだけど。

主人公が自分とかぶるとこがあって、そこにナギサさんの優しさが染みて号泣した。笑

ドラマやねん。ただのドラマ。

なのに、ナギサさんみたいな家政婦さんがいてくれたらって思っちゃう。

私はお皿洗いが不得意だから食洗機買った女なので、家政婦さんが他の雑務をやってくれるなら本当に舞い上がるな。

この1週間は歯の痛みでなかなかお掃除もままならないし。
基本、毎日ふとんのシーツは変えてるけど、それもできてない。

カーペットも週1で交換して洗ってるけど、今はやってない。

そういうの、家政婦さんにやってもらいたい。

夕飯も食べるまで見届けてくれるし、なんなら一緒に食べましょうって思うと、妄想が膨らむ膨らむ。

ハッピーな気持ちも膨らんだけど。
悲しかったことも思い出して。

主人公は、母の期待に応えたい人なんだよね。
そこまで毒親じゃないけど、役中の母の呪いを感じてたら、自分のちょろっと毒親を思い出してしまって。

私は姉と2人姉妹。田舎の自営業の娘
田舎は跡取りが欲しいから、末っ子の私が女でがっかり感は否めない。笑 
アルバムの写真は姉の1/3しかない。

どちらかが婿取りだなっと昔から決められていた。

そして、うちの家系は頭が良くないといけない。
いい学校いい大学を出ていい婿を拉致する。笑

それが決められたレール

元々勉強は嫌いじゃない。人と関わるより勉強してたいタチだったし。

だけど、姉は自由奔放なとこがあって
母はきっと姉に向かって言ったであろう言葉は、私たち姉妹には呪いの1つになった。

あんたら2人のうち、頭が悪い方がここを継ぎなさい。バカはね金が稼げないから、食べていけないから。継ぎたくないなら勉強しなさい。

競わせて2人とも頭が良くなって自慢したかったし、自分の人生安心したかったんだろう。

これがトラウマなんだよね。
家業は辛くてしんどくてやりたくないけど生活のためにやってるんだ感が、子供心に苦しくてね。
おまえらのために頑張ってるんだからな感が申し訳なくてね。

息が詰まるんですよね。何度思い出しても。

結局、姉はバカだけど何浪してでも大学院にいって東京で安い給料で働いてるらしいし。

私はバカだけど、資格を取ってそれなりの給料で働いてる。

どちらも結婚に無縁。笑笑

母よ、
バカだけど稼げるし生きていけるし、楽に生きようとすれば、小さな幸せ見つけられて幸せだよ。
母の世界にはなかったんだね。
可哀想に。

人質のように囲われてる父も不憫だが、もう心の何処かで死に目に会う気がない。

たくさん愛情を込めて私なりに生きたように思うが、果たして私の行動も愛だったのかと問うと、、全部愛じゃないんだよね。

情=錠

って聞いたことがある。よく言えば腐れ縁だけど、情は南京錠みたいな鎖にもなる。

私はそれを
えんがっちょえんがっちょ切った!

ただし、
例え家族の間の錠を切ってもね
思い癖が残ってしまってる。

よく大好きなパパを独り占めしたいと妄想するし、なんなら檻に入れておきたいと思うのも
情=錠 だよね。

楽しくパパといたい妄想ですら、楽しいを突き詰めると苦しい妄想になってしまう。

そんなときは
頭の中の釜爺を呼ぼう

えんがっちょえんがっちょしぃ!と

正気に戻りなさい。
鎖がなくても大丈夫だからと。

釜爺に優しくえんがっちょえんがっちょと教えてもらおう。

たぶん、釜爺の休みないで。笑



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