おまかせストップ制の焼鳥屋さん、「鳥八」さんで一献
最近京都に続々と焼鳥屋さんがオープンされておりますが、その中の一つ、「鳥八」さんにうかがいました。
こちらのユニークな点は注文がおまかせでストップ制だということ。串を指定することはできず、お腹がいっぱいになったところでストップと言い、その時点での串の数で清算するというもの。だいたい一串350円らしいです。
で、それを事前に調べていたので、焼鳥屋さんではできるだけ鳥をいただきたく、「野菜とぼんじりが苦手」です、とお店の方に告げました。
ご一緒した方「え?野菜苦手でしたっけ?」
苦手じゃありませんよ。。。
えー、最初に苦手なものはうかがってくださいます。
日本酒はお品書きはありませんが、ある銘柄を教えてくださいます。または好みを伝えると、それに沿ったお酒を出してくださいます。
大好きな銘柄の一つ。透明感溢れ、すっと入って来るきりりとした味わい。焼鳥なら塩がお勧めです。お勧めですが、案の定出てくる前に呑み切ってしまいます。きゅーっ。
口直しとしていただくもよし、酒のあてとしていただくもよし。
ジューシーかつぷりぷりの歯ごたえ。あ、ねたもお任せですが味付けもおまかせです。
タレは甘すぎず、さらっとして美味しゅうございました。
さっくり。苦手な時は苦手なのですが、こちらは癖もなく食べやすかったです。
火が入りすぎると口の水分全部持っていかれる?となりますし、だからといってレアすぎるとちょっと気持ちが悪く。鳥八さんは絶妙火入れでふわっとしっとりで
半熟ではなくしっかり火が入ったタイプ。
ぷりっと、その後肉汁が溢れます。十石をさらにきゅーっ。
途中、お口直しでがりが出てくるのが面白かったです。脂をさっぱりとしてくれます。
炭の香ばしい香り。薬研なんこつ好きなんですよね。
ちょっと焼き目がきついかなとも思いましたが、かりかりで香ばしく、酒が進みます。陸奥八仙の漁火は八仙の中で最もすっきりした部類のお酒なので、塩味のものとよくあいますし、鶏の脂を流してくれます。
ぷりぷりジューシー。噛みしめると肉汁と旨味が溢れます。そこにすかさず酒!至福!
皮パリ、溢れる肉汁。
ミディアムレアでとろけます。タレ、この濃くには
きゅー。
つくねまでたどり着けなかったのが残念なので、またうかがいたいと思います。L字型カウンターだけの大人の空間、四条通りからもすぐなので立地も使いやすく、酔いお店でした。
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