見出し画像

noteを始めたきっかけ

僕がフォトグラファー(カメラマン)になりたいと思った2000年代は、SNSという概念がまだない時で、情報といえばテレビ、雑誌、新聞や電車の広告が全てでした。

丁度、佐内正史さんや蜷川実花さん、hiromixさん達が賞を受賞して世の中に出てきた時代で、そんなスター達が撮り下ろす雑誌が時代の最先端を走っていて、relaxやswitch、esquireなんかを眺めては心を躍らせていました。

当時の雑誌は今も持っているのですが、本当に格好良かったです。

フォトグラファー(カメラマン)になる方法は佐内さんのように賞を受賞してスターになるか、  

もしくはスタジオ、カメラマンのアシスタントという下積みを経て独立するか、

本当に狭き門だったと思います。当時はどれだけ写真の才能があっても、下積みで挫折し淘汰されてしまった方が沢山いたと思います。

また、誤解を恐れずに言わせてもらうと、感性やセンスよりも絶対的な技術が必要で、なおかつ下積みを経て独立し、技術+自分だけの写真の特徴を見つけて発表する事がフォトグラファー(カメラマン)として活躍出来る条件だったと思います。

今、フォトグラファー(カメラマン)になりたいと思う若い方で、アシスタントを経て独立する、という発想を持つ方はあまりいないのではと思います。

それは、SNSで自由に作品を発表できるようになったり、機材が発達がしたことにより、以前ほど技術を学ばなくても、自分の出したい作品の色を出せるようになった事が大きいと思います。

カメラマンに求められる要素が、

絶対的な写真の技術→作品の世界観を表現できるか、また発進力があるか、

に移行していると感じています。

これから、どんどんその流れは加速していくと思います。

このnoteで日々感じた事を綴り、少しでも自分の考えをお伝えできたらと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?