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世界の神々が鎮座するありふれた日本の街

今日は様々な国から来た神々が鎮座する。ごくありふれた日本の街を散歩。

八幡神社の八幡様は中東由来説もあるし、今はもう仏閣を失ってしまった真言宗の寺に祀られる不動明王(アチャラナータ)は当然インドから。

富士山は大和に反抗した民の信仰対象であり、その富士山を神格化した浅間大神に関係する浅間神社は、神武天皇の先祖である木花之佐久夜毘売(コノハナノサクヤビメ)を祀り。

日本武尊(ヤマトタケル)を祀る神社は、大陸から渡って来たとされる火之迦具土神(ヒノカグツチ)などの天津神と、古来より日本を治めてきた大国主などの国津神が同じ境内に祀られている。弁天(ヒンドゥー教でのサラスヴァティー)も。

日本は世界の神々が行き着く東の最果てであり、古来より多民族を受け入れてきた国だったのだなと。ごくありふれた街並みに永い歴史と遠い世界を感じた。


日本の神々の関係性は敵(ライバル)が戦いの後、強力な味方(仲間)になる黄金期ジャンプ方式。

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