渇きを潤すモノコトなら下世話な憤りよりココアが佳いな
未知側に面した
割れたモザイク硝子に反射し
七色を灯す御日様は
悪びれもせず西を目指す旅路
灯り点けるには早過ぎる白昼
三度は吐けるシケモクのアイロニイ
車道の境界線を漂う
水面の燦きも澱んで濁って
薄情者共の詩に揺らいでる
不在さへ塞ぐBluetooth
火花みたく点滅しては距離を蔑ろに
人影減った午前と午後
映写された影法師は四つ脚が増加
生きとし逝けるもの
共犯者にしようと
他愛ない怒哀のコトバが
空の青い海を埋める
喜楽なのは誰だろう何時の間にか
独創 独りっ