colony:yoichi_411

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自分史が 幸せか如何か見つめる時分は 朝からは重いな 宵だったなら睡れなくなる 宇宙ノ噺みたく遥か鋒から鋒へ そうやってキリキリ螺子の弛み 実際はギリギリかな日常 問うても如何でも佳いけど 平々から凡々まで幸せヲ踏み締め 噛み締め顳顬は偶に涙腺の所為で 脆く脆く微熱の頭痛

    • 白より澄んで

      女性に恋する女性 男性に恋する男性 耳に眼に擦るのなら 未だ一旦停止する想いやコトバが 当たり前のなか日常のなか 溶けて馴染んで 好き通りますように 囀るようにが美徳でも 声にしないと無かったコトに 泣いて仕舞ふ世界だから

      • 争いゴッコ

        街並み さざなみ 何時迄経っても未開の宅地 有史以来から未來詩へ 連綿 紡がれ現状を維持するシステム けれど最終的解決策なら総じて灰に 大気圏より下の地球の混沌ラストは 蒼と白

        • キよウノヒ

          ガタガタ 夕暮れ 机上の寝たふり社会は理路整然 本当の少数派の声は 横断歩道より無声 ブルーベリームーン浴びて 波風に蓋する濃紺な今日 地に脚ついて根を張り 吸って吐いて だけど踠きつゞける前頭葉

        自分史が 幸せか如何か見つめる時分は 朝からは重いな 宵だったなら睡れなくなる 宇宙ノ噺みたく遥か鋒から鋒へ そうやってキリキリ螺子の弛み 実際はギリギリかな日常 問うても如何でも佳いけど 平々から凡々まで幸せヲ踏み締め 噛み締め顳顬は偶に涙腺の所為で 脆く脆く微熱の頭痛

          木漏れ日に透かして魅た こゝろに描かれている文面ヲ 音読み訓読み詠み返しては ほっと一息 真空へ呼吸

          木漏れ日に透かして魅た こゝろに描かれている文面ヲ 音読み訓読み詠み返しては ほっと一息 真空へ呼吸

          わすれた味

          換気扇の下には 君が置いてった煙草 吸ってみては 苦いな性に合わないから 愛想が無いから あいこでピョンピョン 跳び跳ねる水溜まり 気の抜けた炭酸みたく 雲にも届かず曇天のち雨雲 地表近くで降る水滴が 咲かす想い出にくるぶし迄 浸かって人肌には遠く遠い暖かさ

          靴ずれみたく おろし立ての 上着の機能性に四苦八苦し 平然 過ごして居るようで こゝろには溜まってる ささくれ苛苛 なあんで買って 仕舞ったんだろふ 一日を締め括るコトバ 溜め息に変換

          靴ずれみたく おろし立ての 上着の機能性に四苦八苦し 平然 過ごして居るようで こゝろには溜まってる ささくれ苛苛 なあんで買って 仕舞ったんだろふ 一日を締め括るコトバ 溜め息に変換

          耳に沈んで満たされ 蓋する静けさ沁み渡り 瞼に自然な重力を あゝ幾星霜メの夜が降ってくる 銀河の粒が泡みたく淡く照らす 宇宙で暮らすよう生命が 進化しても変わらずに 霜焼けた指先 鼻先の赤 生命だからこそ宿った感情を 湿った人差し指で拭ってくれる 意思持つ優しい暗闇

          耳に沈んで満たされ 蓋する静けさ沁み渡り 瞼に自然な重力を あゝ幾星霜メの夜が降ってくる 銀河の粒が泡みたく淡く照らす 宇宙で暮らすよう生命が 進化しても変わらずに 霜焼けた指先 鼻先の赤 生命だからこそ宿った感情を 湿った人差し指で拭ってくれる 意思持つ優しい暗闇

          想い出って すゝむと云う コトバの附属品かな振り仮名かな 明滅繰り返す瞳 絶妙な平行感覺 街としての体裁を保つ容れモノ 箱モノならシュレディンガア 野良猫は今日も路地から路地への マッピングに御熱心

          想い出って すゝむと云う コトバの附属品かな振り仮名かな 明滅繰り返す瞳 絶妙な平行感覺 街としての体裁を保つ容れモノ 箱モノならシュレディンガア 野良猫は今日も路地から路地への マッピングに御熱心

          正方形の窓に附着した夜を するんっと洗い流す 音ノ色 ひかりノ色 新しい朝 希望の朝には 程遠いかも識れないけれど 吸って吐いての 半径三十センチ世界を 灯す呼吸はつゞいてゆく

          正方形の窓に附着した夜を するんっと洗い流す 音ノ色 ひかりノ色 新しい朝 希望の朝には 程遠いかも識れないけれど 吸って吐いての 半径三十センチ世界を 灯す呼吸はつゞいてゆく

          放射冷却齎す お寒い風貌 民草の群生地 國民の一歩を 妨げ公園内に押し込める 臭過ぎる口頭技術 口だけ首相が 転がす舌ではイケないクンニ 噴き出すのは骨まで達しない肝心要 仕込みが在る画面内とは隔たり 二枚舌なのに自他共枯れてる 閻魔さんも阿鼻叫喚 抜けども 抜けども舌だけが絶倫

          放射冷却齎す お寒い風貌 民草の群生地 國民の一歩を 妨げ公園内に押し込める 臭過ぎる口頭技術 口だけ首相が 転がす舌ではイケないクンニ 噴き出すのは骨まで達しない肝心要 仕込みが在る画面内とは隔たり 二枚舌なのに自他共枯れてる 閻魔さんも阿鼻叫喚 抜けども 抜けども舌だけが絶倫

          ぼくらには平熱が必要なのです 産み出される不確か だけど澄んだ 日々日常を徐に貪り唇は 色艶を取り戻す 咎だって善行だって ヒト特有特権の振り 白線の内側 喪って日常と詠む 明日から明日から世界に 明日が在るコトだって 残酷かもしれないけど 微かだけど 確かに奇蹟なんだよ

          ぼくらには平熱が必要なのです 産み出される不確か だけど澄んだ 日々日常を徐に貪り唇は 色艶を取り戻す 咎だって善行だって ヒト特有特権の振り 白線の内側 喪って日常と詠む 明日から明日から世界に 明日が在るコトだって 残酷かもしれないけど 微かだけど 確かに奇蹟なんだよ

          祈り 願い 幸多かれと共に

          祈り 願い 幸多かれと共に

          渇きを潤すモノコトなら下世話な憤りよりココアが佳いな

          未知側に面した 割れたモザイク硝子に反射し 七色を灯す御日様は 悪びれもせず西を目指す旅路 灯り点けるには早過ぎる白昼 三度は吐けるシケモクのアイロニイ 車道の境界線を漂う 水面の燦きも澱んで濁って 薄情者共の詩に揺らいでる 不在さへ塞ぐBluetooth 火花みたく点滅しては距離を蔑ろに 人影減った午前と午後 映写された影法師は四つ脚が増加 生きとし逝けるもの 共犯者にしようと 他愛ない怒哀のコトバが 空の青い海を埋める 喜楽なのは誰だろう何時の間にか 独創 独りっ

          渇きを潤すモノコトなら下世話な憤りよりココアが佳いな

          君が家族のまえでだけ 魅せる無防備な仕草のなかに 僕も入れて欲しいな バイバイより"おやすみ"日常

          君が家族のまえでだけ 魅せる無防備な仕草のなかに 僕も入れて欲しいな バイバイより"おやすみ"日常

          よみもの

          普通のヒトと呼べるヒト 漸減なり変わった世俗で 下に下にの感情鈍麻のようで 着火なら刹那 起伏の袋小路 先なあんて滲んで今日も無く 痕なあんて恥の上塗りで塗す 後先考えられる頭は無い 脳髄には豆腐の角 浮かぶ人類ノ隆盛 さんにいいち 君が麗しい指先でなぞった 夜空には流れ星 描く軌跡 旅立ちかな旅の終わりかな 夢との死別とはゆかないよ 燻りつゞけてるんだ胸の音 人生最後の写真なら黄昏空ヲ 宇宙では呼吸出来ないから 備わった魂と云う機能美を 使い果たすみたく未知をゆく