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#009 脳のフィルター

みなさん、こんにちは。ピアノパパのゆぅちゃです。皆さんは普段から電車に乗りますか?中には朝の通勤通学で毎日満員電車に揺られている方もおられるのではないでしょうか。

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今回の記事は次のような方に是非読んで欲しい ♪

☑ 過去のトラウマに悩まれている方
☑ 自分の価値観が時々分からなくなる方
☑ 何度変わろうとしても諦めてしまう方

満員電車

脳の無意識にはフィルターがあり、
そのフィルターを通過したものだけが重要と認識されます。

例えば、あなたが友人と満員電車に乗っている時を想像してみてください。
周りに沢山の人が居て、人の声や電車の音がなっているにも関わらず、友人の会話だけがはっきり聞こえてくるのもこのフィルターによるものです。これは、脳のフィルターを通過したのは、友人の存在だけで、それ以外の人の声や電車の音は、ただの雑音として遮断されてしまったのです。

さらに、あなたは満員電車にも関わらず、友人の身体に触れることなく一定の距離を保っていることでしょう。しかし、あなたの背中は隣の見知らぬ人の背中くっついているのに気になりません。

このような脳の無意識にあるフィルターのことを、RAS(ラス)と言います。私たち人間は、五感に入る全ての情報を認識しているわけではありません。興味のある情報しか、五感を通じて脳に入ってこないということです。RASとは重要だと感じたものだけをふるいにかけるザルのようなものなのです。

情動記憶は行動を支配している

情動記憶とは、強い感情を伴った出来事の記憶のことです。人間は現状維持である限り、情動記憶は過去に起こった出来事の記憶によって作られています。過去に受け入れた周りの世界の言葉を映像化し、その時の強い感情とともに、記憶として蓄積しています。

この情動記憶は、脳の「無意識」の領域にあります。そしてこの情動記憶が、日々自分にとって何が重要かということを決め、行動に結びつけています。私達の日々の行動は、この無意識の情動記憶に支配されています。

繰り返しますが、情動記憶とは、強い感情を伴った出来事の記憶のことです。強い感情を持っているぐらいですから、情動記憶はRASを簡単にすり抜けてしまいます。ですので、情動記憶が日々自分にとって何が重要かを決めてしまうと言えるのです。

よく、人間は「感情で物事を判断し、行動する」といいますが、
それもこのRASによるものです。

そして再度確認したいことは、
簡単にRASをすり抜ける情動記憶は、現状維持である限り、過去に起こった出来事の記憶によって作られているということです。

つまり、現状維持の人間は「過去の中で生きている」
このことを覚えておいてください。

本日の内容の音声配信版は、下記からどうぞ ♪

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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