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キャリコンが、相談でお金を取ってみる

キャリコンとしてお話しするのって、やっぱりちょっとでも報酬いただいた方がいいのでしょうか。期間決めて最初は無料なんて人もいるし、初心者は安めにしてる人もいる。でも、安くすることがホルダーみんなを軽く見ることになるという人もいる。
https://x.com/zyj90712/status/1824382930283794739

というツイートを拝見しまして。お知り合いでもないのですが、私見です。

  • まずは投げ銭方式でやってみたらどうでしょうか。安すぎるのがいやでしたら「500円以上」とか決めて。

  • 〇人までは無料、と決めて、セッション練習するのもいいですね。コーチングの初心者はよく「100人コーチング」なんて、数稽古をします。有料数稽古の後で、改めて価格設定を考えてはどうでしょうか。

  • 臨床心理士の相談も、大学併設のカウンセリングルームに行くと、大学院生が修行のために安くやっているので、お試し体験にちょうどいいです。

  • キャリアコンサルタントもコーチングも、「この金額が出せる本気の人だけ来てください」って高めの値段を設定して、結局相談者がちっとも来ない、ってとてもよく見る現象です。ココナラとか、こくちーずでもよく見かけます。

  • SNSで不特定多数に告知して…より、まずは友人知人に声をかけて「資格を取ったので、お試し価格でやってます」と実績を作る方がいいと思います。すると、いつか求人に応募するチャンスなどが来た時に「相談実績〇〇名、累計セッション時間××時間」と実績経験を売りにすることができますから。

  • 友人知人に声をかけて「あなたにだったら話を聞いてもらいたい」「普段の人柄を知ってるからこそ、信頼できる」と相談者になってもらえたときは、本当にうれしいですよ。将来の宣伝用に、感想レビューをお願いするのもアリですしね。

  • 相談業って、BtoCでビジネスモデル設計すると、けっこう苦しいことになります。相談業務よりも、営業・集客に労力をとられます。悩んでいる人がいないと商売にならないので、本質的に「人の不幸は儲け時」なんです。警察と病院とお悩み相談業は、暇なのがあるべき姿です。人の不安をあおったり、面談回数を引き延ばすことで、自分がより儲かる仕組みになると、存在意義の矛盾に苦しくなります。

  • 求人が少なく、なかなか難しいですが、どこかに雇われスタイルになると、相談者数に一喜一憂しないで済みます。その方が、素直に相談者のメリットにフォーカスを当てられ、自己一致で相談に臨むことができます。

  • まずは信頼と実績、実力をつけること。お金は後からついてくると思います。

…と思いつくままに書いてみました。ご参考になれば幸いです。


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