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回顧録18【エンタの神様は見ないってお笑いファンの方へ】

エンタの神様は見ないってお笑いファンの方へ

ニューヨーク Official Channelで『ヨイ★ナガメ』を紹介して頂いた際に、昔からブログを読んで下さった方が印象に残っている記事をたくさん挙げて思い出を語ってくれました。回顧録記事もどれを紹介しようか探してる時間がなくあまり更新できていないので、便乗して名前が挙がった記事を紹介していくことにしますw

今回紹介するのは2008年の記事です。この記事は当時も反響がありましたが、それからしばらく月日が経過した後、例えば2012年の『コウメ太夫で笑ったら即芸人引退SP』(近日この記事についても回顧録記事にあげておきます)が放送された後に再評価されるような形で多くの反響を頂いた記事でもあります。

自分の観測上では2008年時点のエンタの神様は、純粋に楽しんでいた世代以外のお笑いファンは見向きもしていなかった人が多かったと思うので、この当時に『エンタの神様とは東野の役目を視聴者が担わなきゃいけないあらびき団である』と表現していた人はいなかったと思います。お笑いファンは面白さの手ほどきが用意されているあらびき団は見るのに、さらに高度な視聴センスが問われる番組は見ないのか?という皮肉も込められたこの表現をこの当時に出せた自分のことを褒めてあげたいですねw このまとめはうっすらとした記憶では、記事を書いている最中、芸人のネタへの番組演出にツッコミを入れている自分自身を俯瞰で見て思い浮かんだような気もします。

ただし、重要なのは、数年後にテベコンの記事のまとめにも書くことになるのですが、所謂エンタ芸人と揶揄されがちな芸人についてはあまり紹介していない点ですね。この当時も自分は小梅太夫(コウメ太夫)のような芸人を裏で楽しんでゲラゲラ笑っていたんですが、まだ番組がレギュラー放送されていた当時はそれをお笑いファンに明け透けに告白できる時代ではなかったように思います。お笑いブーム真っ只中、多種多様なお笑いが楽しめるようになってはいましたが、ショートネタブームへの批判などもあった時代で、ネタにテロップが入るという受け入れがたい演出で始まった番組への嫌悪感は既に薄まりつつあったとはいえ、まだまだ根強い拒絶反応からどう説明してもセンスを疑われてしまいかねない。例えが合っているかわかりませんが、公には言えないけど大麻を楽しんでいるような感覚。それを告白できたのが4年後の2012年、この話はまた今度その記事を紹介した時にでも。

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