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推しの部屋に行ってきた

最高でした。ありがとうありがとうありがとう。生まれてきてくれてありがとう。

ライブレポというものが初めてなので私の感情メインで書こうと思います。


私がいたのは2階6列。近さどんなもんだろうと思いながら会場外でフォロワーさんと挨拶を交わす。素敵なイラスト写真を頂いてしまいニコニコで席に着く。この舞台裏にもう宮本浩次という男が存在していて同じ空間にいる事実に一人興奮していた。

遠いっちゃ遠いが段差があるから花道に来てくれればこっちのもん。目が合っちゃったりしたらどうしよう、と今まで感じたことのない乙女心が私に芽生えていくのを確かに感じた。

エレカシとは別の宮本浩次としてのソロ活動で、弾き語り中心の完全独奏会。こんな響きにゾクゾクしない人は居ないだろう。

セトリ


01.通りを越え行く
02.部屋
03.解き放て、我らが新時代
04.孤独な旅人
05.きみに会いたい -Dance with you-
06.悲しみの果て
07.やさしさ
08.翳りゆく部屋
09.二人でお酒を
10.夜明けのうた
11.OH YEAH!(ココロに花を)
12.冬の花
13.First Love
14.こうして部屋で寝転んでるとまるで死ぬのを待ってるみたい
15.赤い薔薇
16.この道の先で
17.月夜の散歩
18.獣ゆく細道
19.恋におちて -Fall in love-
20.rain -愛だけを信じて-
21.君がここにいる
22.sha・la・la・la
23.passion
24.昇る太陽
25.ハレルヤ

(アンコール)
26.涙
27.冬の夜
28.P.S. I love you

改めて見返すと本当に素晴らしいセトリ。
盛り上がることに必死でメモ帳を開く暇がなく、ネームペンで私の左腕にギリギリ読める汚さで書いてあった。(2日感ぐらい落ちなかった)

エレファントカシマシや宮本浩次に詳しい人は、セットリストの中に部屋という歌詞が何度も使われていることに気づくと思う。まだ詳しくないよ〜;;って人はぜひ聞いて何度あるか数えてみてください!

印象的場面


通りを越え行く では舞台裏から浩次がiPhoneの内カメで自身を撮りながら登場した。会場は歓喜の声に包まれ好調のスタートかと思われたが、予想外のハプニング。

iPhoneのストレージが
いっぱいです

え?wwwwwww
面白すぎた。笑う会場、気づく気配がない浩次、「え、演出?」と混乱するファンのどよめき、ものの数分だったがカオスな空間が広がっていた。何事もなかったかのようにそのままスタート、、
いやいや待ってよ!笑
それに対して浩次はニヤッと笑うわけでもなく始まったため、そんなすんなり?って思えば思うほど笑えてきてしまった。

二人でお酒を では
「手拍子やめてもらっていいですか?みんなリズム感悪いんで。圧迫感ありますか?(笑顔)手拍子が反響してばらばらに聴こえるんですよ。歌いにくくて...」
と一時中断しこの曲の雰囲気だったり歌詞を大切にしていきたい、尊敬していると想いを述べてやり直し。1度目よりも1音1音にギュッと気持ちが凝縮されている歌声と優しいギターの音色

First Love 会場の画面にはシンメトリーでミヤジが映し出される。一瞬シュールな絵面に笑いそうになったが、「エレカシでもツアーやったんですが、今日は俺の違う一面を見てもらおうと思って、楽曲考えてきました」と話していたことを思い出した。
エレファントカシマシとしての男らしさ、ソロ活動を通じてカバーした女性の恋愛曲からのミヤジの女々しさの二面性を表現してる気がする。

こうして部屋で寝転んでるとまるで死ぬのを待ってるみたい ソファーに寝転びながらギターを引いている。寝転んでるだけで画になる男宮本浩次。曲に合わせてくる粋な男宮本浩次。ギターを見ないで力強く引くこともできる男宮本浩次。

sha・la・la・la、passion、昇る太陽、ハレルヤ
怒涛の盛り上がりポイント。脳汁出まくり4曲。
どんどん後半になって来るにつれて、「あっ、そろそろ終わっちゃうんだな」をかんじて寂しかった。ここの4曲辺りでほとんどの人が立っている。

(おまけ)
きみに会いたい の後に 悲しみの果てに のまじでほんと最初の冒頭だけ歌う。!?って思ってみんな続々と席を立ったら「歌わないですよ!笑。なんか口ずさみたくなっちゃった😺」と一言。
そういうところだそ!ほんかわいいんだから…
許す。

衣装

衣装に注目しましょう。
宮本浩次の衣装は2パターンでした。
前半はパジャマイメージ、上は黒。結構生地しっかりしてるタイプ。下は同じく黒色のつやつやなレザーパンツ(遠目だったから明確じゃない)
後半はいつも通りのカッターシャツと黒ネクタイ、黒ズボン。生浩次カッコよすぎふざけないで

曲の合間にコートを着たり脱いだりしてた、うわ!いつものミヤジだ!!ってなって1人で湧いた。「これいつもつけてるブレスレットなんだけど、重いな、これな」と言いながらするアクセサリーの付け外しも見れた、!この日のためにコンタクトの度数を更新した甲斐があった…;;


個人的印象的場面

冬の花でギター倒したけどかっこよく立て直す

花びら掴んで投げキッス。(しんだ)
同時に離すつもりが左ほっぺたにくっつく←尊い

ステージから片手で降りて、颯爽に片手だけでステージに上がる

全曲深々と頭を下げる

アンコール曲で全方位に深いお辞儀

捌ける前に一礼してからシャツ破った。ファンサービス。隣にいたミヤジと同年代ぐらいの男性がオッホって声出しててなんかええなぁと思った。

ラスト楽屋までカメラ密着
→作業部屋イメージの舞台裏
→協力してくれた人を映す
→薔薇を咥える、こちらに差し出す、ズボンの後ろポッケに突っ込む
→片手でシャツのボタン外す
色々やばい。何度もこちらに投げキッスしてきた。求婚か???ぜひしましょう💍

宮本浩次が作り上げた彼だけの時間

誕生日コンサート、my room。
その名目通りソファーや照明、ミヤジ愛用の急須など、カメラでしっかり抜かれないと分からないところまでこだわり尽くされている。
スタッフも最低限のことろでしか出てこない。
(iPhoneのストレージハプニングでも出てこなかった)
宮本浩次の部屋 のコンセプトを重要視していてファンとしても気になることなし。ミヤジの「俺の声を聞いてくれ」と放たれる異質な空間のオーラはソロ活動でしか味わえないだろう。横浜ぴあアリーナは宮本浩次を応援しているファンで満員御礼、素晴らしいセトリから魂で歌い上げる歌、大成功と言える。

ライブで思いっきり手を挙げて一緒に歌ったりする感動はこの先の人生あと何度あるだろうか。昇る太陽、ハレルヤでファンと浩次は間違いなく魂と魂でやり取りをしていた。なにも取り繕わない本当の自分がこんなにも清々しい気持ちで素直な気持ちで楽しめていることが何より嬉しかった。そして私は自分のことがちょっと好きになれた気がする。

私はきっと宮本浩次が作り出す音楽がある限り胸を張って生きていける。



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