脱成長&脱炭素時代のヴィジョン(2)

前回車のことを書いたが、(2)ではほかの事を書こう。脱成長&脱炭素世界では、何を人はするのだろう?

逆にいま人がしている活動で、炭素を多めに出しているものはなんだろう?

車での遠出は前回書いた。ほかに、たとえば冷房の効いた巨大空間でのパチンコ、ゲームセンター。北欧の町みたいに、背の低い木造建築が並んでいると、エコ。実は考えるとコンクリとビルの都市すべてが排出の塊だ。ジェット機(タブーに近いが大変な排出量)での旅行、バイクツーリング、熱力源を回転させて出力をだすものはすべて。蒸気機関の系列にはいるものはすべて。ジット機は水素になる、あるいは大気圏外に出て排出を減らす、どちらも大分先・・・

仕事でも、鉄をつくるのはとてつもない排出をともなう。石油化学製品(悪役プラスチック、化学繊維も)、重化学工業の類。鉄を使わずに、建築はできるだろうか?できないものと、可能なものとあるだろう。設計の仕方で、変えることは可能だろう。鉄はいらないよ。可能だ。硬くて軽い素材は出てきている。プラも化学繊維も考えてみればいらない。生分解できる素材もできてきた。天然のもの、高くついても、一枚の服を大事に着よう。

変化には10年以上かかるだろう。すぐにといわれたって、人はできない。でもやるはずだ。「良い方向」が人には見えるもんなんだ。そしてそれは、いまでも見えているから。


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