見出し画像

逆噴射小説大賞自作品振り返り

逆噴射小説大賞おつかれさまでした。最終的には1900点を超える応募があったとか。スゴイ。

わたしも4作品ほど応募しました。もともと物語をよむのは好きだけども自分でクリエイトしたことはなかったので、逆噴射聡一郎先生の小説口座を読んだ実習として1作だけ応募しようと思ってたのですが、なんだかんだ4つ生まれてしまいました。

1作目:北陸除雪伝説

まず何を書いてみようか思った上で、わたしは北陸富山県で生活しているのでその実生活からネタを出してみよう、と思った結果生まれたのがコレです。暴走する融雪装置や恐怖の除雪機など、わりと富山県の冬のリアルを書けたと思います。
これ、逆噴射小説大賞のヤバイ参加者5指に入ると思われるお餅月さんが「地域性がある」とTwitterで2度も褒めてくれてウレシイでした。


2作目:妖精の紙々

パルプ小説コンテストにパルプの小説で応募、ぜったい発想被ってると思ったけど気にせずGO。
普段から何気なく触れている紙の素材パルプ、近年は木材性パルプ以外の使用率が増えてきているのは本当らしいので、動物性パルプとかで作るのかな、とか考えて書きました。


3作目:マーダー・バーガー・アット・ザ・ミッドナイト・シティ

ヤメロ!私は何も吸ってない!
Twitterで見た「干しハンバーガー」という文字列から連想してたら生まれただけだ!ちなみにタイトルで「マーダー」とあるように、この後現地調査に向かってビジネスホテルで宿泊した主人公は、脱走ハンバーガーの手によって無惨にも殺された業者を発見する予定です。初期案では海の男たちが捕ハンバーガー船で野生バーガーと格闘するはずだったのに、どうしてこうなった。


3作目:マジック・ステップ

「強大な魔法を発動するためには全身を使って詠唱するため踊っているように見える」から始まって「魔法使いのダンスバトル」を経由して「ステップを踏んで魔法発動」になりました。
書いてから「これなんか読んだことある設定だな」って思ってたのだけれどもコレ、「神々の歩法」ですね?

神々の歩法、短編だから読みやすいし、超人がステップを踏んだら国が亡ぶし、兵士のメンタルケアに美少女日常アニメが使われてるしで面白い小説です。オススメ。


いじょうです。これらを読んでくださった皆様、スキをつけてくれた皆様、機会をつくってくれたダイハードテイルズの方々ならびに逆噴射聡一郎先生に感謝いたします。



なお、ほかにも時間と体力とがあれば1つ2つ書きたかったのでアイデアメモはあったのですが、「ソーラーマニ車を設置したら太陽が徳を積んで解脱してしまう」とか(ソーラーマニ車を買ったので思いついたが、どうしても某徳パンク小説の影響が色濃く出てしまうので却下)、「娘が自殺した原因の男子高校生を殺したら原因がいじめじゃなくて平凡な失恋だったと娘の霊に告げられる母親」とか(話が広がらなかった)、「カレーを食べてパワーアップする巨大ロボ」とか(わけがわからない)、「相撲」とか「没ネタの墓場で没ネタたちがサルベージされる仲間の足を引っ張る」とか、わたしのパワーでは世に放たれませんでした。ざんねんです。機会があればサルベージされるかもしれません。


以上、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?