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物件探しのルーティーン化

物件を見極めるポイントをいくつか理解したら実際に物件を探しにかかるわけですが、物件探しはルーティーン化した方がいいと思います。
なぜルーティーン化する必要があるのでしょう?

よく「千三つ」とか言われますよね。
いい物件は、1000見ても3つくらいしかないということらしいです。
1000物件見るには1日3物件づつみても1年かかるってことです。
こりゃあ、本業の仕事をやりながら容易ではない。
やっぱりルーティーン化して効率よく探す必要がありそうです。

まずは数を見るための仕組みをつくるのが重要です。
不動産検索サイトには、条件を登録しておくとそれに合致した物件情報をメールで送ってくれる機能があります。
サイトの登録物件数は数万件ですから、これを使えば年に1000件くらいの物件情報を入手することは出来そうです。
ある程度エリアや物件のタイプを絞って条件を登録しておけば、既にお話しした「返済比率」「運営費」「積算評価」の比較もしやすいと思います。

こうして毎日送られてくる物件情報を、基本的なポイントを中心に見ることによって、自然とスルーするものとちょっと引っかかるものに分別されるのではと思います。
そうしたら良さそうなものを選んで、週に1回は業者に問い合わせをしてみましょう。
毎週やれば、年に50回くらい業者にアクセスすることになります。
彼らは放っておいてもいろいろな情報提供を始めてきますから、おのずと物件情報に触れる機会が増えていきます。
当然、業者や担当者の印象も得られることになるでしょう。

ある程度自分の中で物件の選別が出来てきたら、その中から隔週くらいで現地調査に行かれたらいいと思います。
隔週なら、年に24回現地調査をすることになります。現地調査でみるポイントも自分なりにチェックリストを作って都度アップデートをしていけば、だんだんと要領を得てくるのではと思います。
現地調査は楽しいこととセットにするのがコツです。現地の人気店でランチしたり、遠隔地であればちょっとした旅行を兼ねたり。
ルーティーン化するためには、仕組みに加えてちょっとしたアイディアも必要ですね。

「数のゲーム」と割り切り、ここまでやれば年に数件は買い付けを出して価格交渉をし融資審査までは行けるのではないでしょうか。
そうすれば1年後までに1物件、買えるかもしれません。

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