見出し画像

サラリーマンが融資を受けて1棟ものを買うための条件

サラリーマンが銀行の融資を受けて1棟もの不動産を購入するのは以前に比べて非常に難しくなりました。

「今でも買えている」という大家さんの話はよく聞きますが、多くは事業性融資を引ける規模や財務状況までステージを昇りつめた投資家さんたちで、これから始めようというサラリーマンが受けられる融資は非常に限られています。

それでも個人属性を重視して融資する銀行は存在します。
いまそういった銀行から融資を受けようとしたら、どういった条件が必要なのでしょうか?
この2年間、それなりの案件をみてきて、ある個人属性重視の地銀がどういった条件で融資判断をするのかが分かってきました。
それをまとめてみたいと思います。

まず、その銀行は物件のどこをみるのか?
物件において、一番重要なのは築年です。
RC造の場合、
・「60マイナス築年」を基準とします(※1)
ここでいう基準(※1)は後述します。

次に、その銀行は人物のどこをみるのか?
ポイントは3つあります。
1つは年齢
・「81マイナス年齢」を基準とします(※2)
ここでいう基準(※2)も後述します。
2つめは、金融資産額です。
ここの金融資産は流動性の高いものに限ります。確定拠出年金等は含めません。
3つめは、借入の残高です。
住宅ローンを含めた、借入残高がいくらあるかということです。

これらの条件から、融資の可否判断融資期間が決まります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?