見出し画像

「名探偵コナン 4-D ライブ・ショー ~星空の宝石(ジュエル)~」について語る

※こちらは怪盗キッド最推しのオタクの主観による、天下の台所・大阪にございますユニバの常設アトラクション「名探偵コナン 4-D ライブ・ショー ~星空の宝石(ジュエル)~」についての体験備忘録です。
本文後半にがっつり公演内容のネタバレを含みます。(ネタバレが出てくる時はその前に再度案内しますのでご安心を!)これから体験される方で未履修のまま体験されたい方はネタバレ注意が出てきたら画面をそっ閉じ推奨です。是非なーんにも知らないまま体験してきてください。





私は世間一般で分類するところの名探偵コナンのオタクです。小学生の時に見た世紀末の魔術師ですっかり怪盗キッドに心を奪われて以来、色んなジャンルに浸かりながら結果として人生の推しとしていつまでも私の心に存在し続けているのが怪盗キッドというわけです。ハァ〜〜まじ罪な男、、、流石っすわ。

といいつつも名探偵コナンというコンテンツそのものが大好きなので、これまでのユニバのクールジャパンも怪盗キッドが不在でも関係なく毎年訪れては名探偵コナンの世界を堪能しています。

そんな中、W主役という形で映画が公開となり、更には原作の連載周年記念も重なり、我々の前に現れたのはまさかの「ユニバの常設アトラクション」。

は?????見間違いか??オタクの幻覚か????年パス買いますありがとうございます即決でした(ほんとに買いました)(いわゆる"年パス"というものを買う事すら人生初でした)

この時点で年パス買うことは決まっていた。
ちなみにまだアトラクションの情報は何もなく、ただシアターの前でコナンくんが指差しを決めているだけ。それでも名探偵コナンの常設というだけでユニバに来る価値がある。
今まで春〜夏前までしかユニバになかったのに、一年中あるんですか?え?夢ですか?ありがとうございます嬉しすぎて夜しか寝れませんでした。いやー楽しみだナーー!

数日後。

ゑ??????キッド居るがな!!!!!!!話が違う!!!!いや違くねえ!!!!ゑッ、キッドおいおいよもやキャストさんなの?!???!!!いいんですか!!??!ユニバの数多エンターテイナー様のうちのイケメン演者様(知らんけどどうせイケメンやろ)がキッドを?!?!?いいんですか!!??!

心の中で一頻り大暴れ&西の方角へ感謝の意を表し(土下座)、すぐユニバの日程をオタク友達と決めました。

そんな私のアトラクションの体験備忘録です。
不特定多数のコナンのオタクの中の、たった1人のオタクの感想です。
ちょっとだけ怪盗キッドに人生狂わされてるオタクの感想なので、真面目に受け取ることはないですからねご了承お願いしあす。まじでどんなに気持ち悪くても悪しからず。






まずはネタバレの無い、公開されてる情報のみでアトラクションそのものを軽くメモします〜

▼このアトラクションはアーリーパークイン時には動いていません。8時に開園した時でも初回は9:30スタートでしたので、どんなに早くパークが開いても9時台からしかやってないと思います。開園直後は待ち時間ではなくショースタートの時刻が書いてあります。そして時刻は基本的には30分間隔です。
ですが待機列が伸びてくると定時刻開演ではなくなります。40分待ち、50分待ち、というように他のアトラクションと同じように待つことになります。
そして待機列が落ち着く(一回の公演でスタンバイゲスト全員が体験できる人数に収まる)と、待ち時間は30分になります。冒頭に述べましたが30分間隔の定時刻開演が初期設定ですので、待ち時間が30分以下の表示になることは恐らく無いかと。
つまり待ち時間が30分の時が一番空いている…とも言えないんですねこれが!もはや入るタイミングです!50分待ちでもタイミングが良ければ20分前にスタンバイされた方と同じ回に入れることもありますし、30分程待機して一公演分待機することもあります。ま、とりあえず並ぼう!(全然アドバイスでもない)

▼まず第一に。
このアトラクションは名探偵コナンを詳しく知らない方でも楽しめます!が、「安室透」が何者かくらいは知っていないと恐らくとても⭐︎いきなり⭐︎急展開だと思います。
【安室透:毛利探偵事務所の下にある喫茶ポアロでアルバイトをする私立探偵。毛利小五郎の弟子。だがその正体は公安警察官で本名は降谷零。】
これだけ把握してたらもう問題ないです。
それにこのアトラクションに行こうとする方なら、怪盗キッドや園子は言わずもがなご存知でしょう。

▼このアトラクションでは「水しぶき(水滴よりも細かい飛沫)」「スモーク(霧というより煙)」のエフェクトが特殊効果として使用されています。
端側ではない前方席(通路より前の列)ではこちらの効果をより強めに体感できます。濡れるといってもウォーターミストくらいの水です。
逆をいうと、絶対に少しでも濡れたくない方や煙などで視界が遮られることに不安を覚える方は、前方ではなく後方席(通路より後ろの列)に座ることをおすすめいたします。
公式HPに掲載の公演イメージ画像の通り、一部通路を使用する演出があります。その演出含めてアトラクション全体が見たい方も通路より後ろの席がおすすめです。
ちなみに最前列だとキャストさんはめちゃくちゃ近いですが、いかんせんスクリーンの全長が45メートルになるため、左右のスクリーンの映像は観にくくなるかもしれません。個人的にはスモークも含めて臨場感たっぷりで体験したいので、遅めにシアターに入った場合でも前方席が空いてたらそちらを探して座ります!
それぞれのキャラでおすすめの席は恐らく他の方がご紹介されてると思うので今回は割愛します〜。(もしご要望があったら追記します!)

▼公演中、一度だけ座席が大きく揺れます。
席の場所によって揺れ方に違いがあるのかは分かりませんが、わりと大きく揺れますので苦手な方はご注意ください。ビビりの私は初めて体験した時は思わず声が出ました。(他にも声が出ている方が居るので衝撃に驚いて声が出てしまっても目立ちませんのでご安心を。)
でも急には揺れません。いつ揺れるかは映像を見ていたら恐らく分かりますので大丈夫です。心の準備はできます!でも揺れます!

▼安室さんの声の人の悪い騒動がありましたが、6月中旬現在、安室さんが出てきてもゲストはその騒動に付随するような反応はしません。安室透というキャラそのものには何の罪も無いので当たり前ですがね…。ですからもしそういう方向で不安な方も安心してください。
(追記→どうやら降板発表があった6/25現在、ざわざわとした反応があるようです。そういった反応に触れたくない方はしばらくは体験されない方がいいかもしれません)
そもそも海外ニキネキが多いので、今回の一連の騒動を知らない方の方が多いと思います。私が体験した回ではぱっと見ですが、海外ニキネキ:名探偵コナンをライトに知ってそうな日本人:グッズを身につけてるコナンオタク=4:4:2くらいの割合で思っていたより海外の方が多いです。日によっては半分くらい海外ニキネキの回もありました。

その他。
当たり前ですがキャストさんに触る行為は禁止です。
どなたか触れた回があるのか、スタッフさんがショー開始直前まで通路席前後の方に大きな声で呼び掛けています。
そして3Dグラスを取ってからは撮影も出来ませんのでご注意を。


ネタバレ無しでお伝え出来ることと言えばこのくらいでしょうか…。
いやはや、最早公式HPの画像が結果載ってるので言われなくても演出に関してはお察しかもしれませんがね。

あ!あとこれだけはネタバレ見たくないけどちょっとどんな感じか知りたい方に言っておきます!

怪盗キッドに狂っている私はインパする度に一日に3〜5回ほど体験してます!それくらい私にとっては最高すぎるスルメアトラクションです。でも、特別何かに期待するのではなくて「鈴木次郎吉主催のジュエリー展覧会に参加する」くらいの軽い気持ちで観に行った方が、より日常に溶け込むような名探偵コナンの世界を堪能できると思います。



それでは以下、ネタバレを含むアトラクションの感想になります。

ネタバレを見たくない方はスクロールしないようにお願いします〜!













ネタバレしかないです!ご注意を!













ねえ最高じゃないですか??!!!!(頭の悪い出だしで失礼します)

あまりにも最高アトラクションすぎて、このためだけに新幹線乗ってインパしてますマジで!!
1日に同じアトラクション5回体験したのはこれが初めてです…最高すぎるのでここに感想を殴り書いておきます。ほぼ備忘録です。
ほんとに書き殴るので、しゃーないオタクの感想だと思っておいてください。

このアトラクションの素晴らしい要素は人それぞれ十人十色だと思いますが、とりあえず2点だけ。

①怪盗キッドがかっこよすぎる
②我々の日常と名探偵コナンの絶妙な距離感とリアル感

以上二本立てでお送りいたしま〜す。ちなみに書いてるのは深夜でーす何も考えてませんさっせーん
ちなみに台詞は記憶を頼りにしておりますので多分実際はちゃうかもしれへんけど堪忍な…_(:3」z)_



①怪盗キッドがかっこすぎる件について

いやね、私が怪盗キッド最推しってことを除外してもまじでかっこよすぎません???コナンに指摘された後のドラムロールからの「なぁ〜〜んでお前はいつも邪魔するんだよ。」ですよ〜!!!!
くぁ〜〜!!!!!!かっぺー!!!!!!!
大前提としてオメーの声が良いんだよなァ〜〜!!!!!(そりゃそう)(生まれてきてくれてありがとう)
なんか今回のは声質として広い空間向けの声じゃなかったですか?めちゃくちゃ綺麗に耳に入ってくるんですよね。…これわしがキッド推しだからか?
ちなみに個人的には「(マント咥えてるルパンに対して)お前と遊んでる時間はないんだっ!」「(よろけて下降するスイッチを押してしまい)…やっっべぇ、」みたいなところが大好きです!!!こまけえなオイ

これは余談なんですけど、あのアトラクションの中での安室さん、あまりにもベイビーフェイスゴリラすぎません?
公式がゴリラにすな…我々が勝手にひっそりと二次でやるねん…。と思ったんですけど、まあ劇場版でもしっかりフロントガラスを叩き割ってるもんな。パワーSすぎる。
いやでもなんであの水底から泳ぎ上がった挙句また地上からあの高さをスタッと下りて来れるんや…重力どこいった…林檎3個分かよ…それにどうしたらあの円盤の回転を1人の人間の力で止められるんや…。安室透が居ればもう日本守れるよ…。

話を戻しまして。

怪盗キッドは公式で戦闘能力ゼロと言われてますが、回避能力はめちゃくちゃ高いですよね。あの安室さんのわりと本気めの攻撃をいなしたり躱すだけでなくトランプ銃で反撃するし。
だがしかし、戦闘能力ゼロとはいえ手を出していることからヤローには一切容赦しないのがここで分かるので、その後の蘭や園子に対しての紳士的な行動が際立ちます。ダァーー最高ですありがとうございます。

まあ中略しますが、その後キッドは暴走したドローンによって上昇し、蘭が宝石を拾って通路に来るわけです。

「これ、どうしよう…?!」

そしてBGMが消えた途端に響き渡るあの声!!!!

「でしたらその宝石!私が貰い受けましょう!」

かっこよすぎぃ〜!!!!!!!
無理!!!!!!かっこよすぎて無理!!!!!!
無理じゃないですか?!!!!?天井からバチバチにポーズ決めて降りてくるのなんなんですか!?!!?!あれは歓声出すなって方が無理やで!!
ちなみにですが、海外ニキネキが多い回だと怪盗キッド登場シーンのあそこめちゃくちゃ盛り上げてくれます。
劇場内で声を上げることに慣れていない日本人ではなかなか出来ない「Huuu〜!!!!↑↑↑」というでっかい声とともに拍手喝采です。めちゃくちゃ良い雰囲気です。怪盗キッドのガチのショーってきっとこんな感じで国民は盛り上がるんだろうなって、シアター内を凄くリアルな空間に引き上げてくれます。
海外ニキネキ、園子のところで動画撮ったり座り込んだり、わりと好き勝手しよるけどここはめちゃくちゃ有難いんよな〜。歓声と拍手が多いとキッド役のキャストさんは嬉しいだろうなと思うし。

にしてもほんとにかっこよすぎませんか?ずるいっすわまじで…あんなんほんとさ……怪盗キッド推しにとってはご褒美すぎますて……いやむしろ通り越して恋に落ちるんですよ…

一度だけ、たまたまなんですが、後ろ通路列の一番下手(後ろが通路の席の一番手前・左)に座れたんです。

そもそも通路の前と後ろの列はスタッフさんが先頭の人を列の真ん中まで案内するので、他の列よりも早く席が埋まります。なのでそうそう狙って座れる場所でないんですけど、だからこそ座れた時の興奮ったらないです。
始まる前から「やばい!ここ真上からキッド降りてくるじゃん!!」って心の中でときめきが止まらん止まらん。

これ体験した人ならもう言わずもがななんですけど、マジのまじで真上からキッドが降りてくるんです………
なっっがい御御足が真っ直ぐ伸びて宝石を一点に見つめたキッドが降りてくるんです!!!
やばいですよ、あの席!!!
まじで真横に降りてきますキッドが!!!!
あまりもの近さに私の2列前の方まで悲鳴上げてました。私もかっこよすぎて黄色い声出ました。なんならかっこよすぎて仰け反りました。前の列の人も仰け反ってました。突然イケメンを目の当たりにした時の女子の反応はみんないっしょです。

そのまま地面に着地してすぐ後ろを向き装具外してからの演技が若干演じてらっしゃるキャストさんによって異なるんですけど、その時のキッドがもう表情の演技をバッッチリしてくださる方でして!!!!
園子が降りてくるまでにすごい客席に顔を向けてくれたのでめちゃくちゃお顔が見れまして!!!!!
御尊顔!!!!あんまりにも綺麗なお顔に、オタクはまるでご来光かと思ったよ!!!
あとマントがバッサァと靡いた時にふわっ…と風を感じられます…めちゃくちゃばさってします…バカな感想でごめん!!

という訳で唐突ですが私と友人なりのキャストさん毎のキッドの解釈も書き殴っておきますね!(まじで突然)

※ちなみに私も友人もユニバの演者さん?キャストさん?に全く詳しくないため名前はおろか他のアトラクションで何をしてる方なのかも分かりません。なので我ら的にお顔とか雰囲気が似てるなーという俳優さんの名字で識別してます。ご了承ください〜
(いやだって、流石に中の人まで調べちゃったらもう沼やろ?中の人目当てにユニバ来ることになってまう。仮にサンレスとかに出るとか聞いたら行きたくなっちゃうやん、と思って中の人は調べないで今日に至ります…。中の人知ってしまったら絶対戻れんとこまで行ってまうでぇえ)

▼Tキッド

お顔はドラマ映画の俳優さんでいうとT.Iさんに似ている気がする。舞台の俳優さんでいうとS.Hさんかなという雰囲気です。まっ、分かる方には分かるでしょう!(丸投げはよくない)
Tキッドは簡単にいうと「黒羽快斗みのあるキッド」。100万ドルや紺青の怪盗キッドが近いですかね。シルエットが全体的にシュッとしていて線も細く、お顔も少し幼さがある。
客席に降りてくる時、装置を外してこちらを向いた時に顔の演技に余韻がある。じーっとこちらを見ていて、その時の顔がまじで良すぎる。口許を上げてニヤリとした笑い方をしていて今にも「ケケケーッ!」という声が聞こえてきそうな感じ。この表情がマッッッジでキッドです。真横で見れた私が声を大にして証言します。この一瞬の作り込みがほんとに素晴らしすぎます。ありがとう!!!!!この方への賽銭箱があったら諭吉ぶん投げてるところです。

いかんせんTキッドの時はたまたまですが降りてくる付近の端の席で体験しているので、通路中央のアクションシーンはきちんと未だ見る事で出来ておらず、序盤以外の詳細をお伝えすることはできないのですが、「ご親切にどうも、ありがとう。」の時は通路の後ろの列に視線を送っているかなーという印象です。多分キャストさん毎に或る程度この台詞の時はこの辺りに視線を送るというのは決まっていると思うので。その時のゲストの反応でもちろん変えられているとは思いますが、2回Tキッドを観た限りはどちらも通路の後ろの列を観ていました。う、うらやましいい!!!!(心の声)

ラストの退場のシーンもこれまたうっすらとした記憶で確認までは出来ていないのですが、階段もスタタタッと素早く駆け上がっていたような。「じゃあな!名探偵!」のところでスモークぶちまけて姿消す時も脚を真っ直ぐ揃えてスタイリッシュにポーズを決められていたような。あくまで記憶ですので!あ〜諸々早く確認しておきたい〜〜次インパした時に是非とも拝見したいTキッド様です。今度はちゃんとアクションシーン見るんだから…!!
総じてTキッドのイメージに合う呼び名としては「令和の魔法使いさん」っぽいキッドかな〜


▼Yキッド

お顔はドラマ俳優さんでいうとY.Yさん。今は恐らくテレビには出られていないのでティーンの方は知らないかもしれませんが、平成の女が大ハマりした「花ざかり1stシーズン」「アタ男」に出演されていた方です。これで伝わった方はワタクシと同年代ですので握手を交わしましょう。ガシィッ
Yキッドはまさしく「名探偵コナンにゲスト出演している怪盗キッド」。体格がしっかりとしていてがっちりしているのが白いスーツからも分かります。お顔のラインが男性らしく、目が大きくてパッチリしていてすごく華やか。

表情の演技も素晴らしいですが、それよりも!!
何よりも注目していただきたいのは手の動きです!!
指先一つの角度まで意識されているかのようで、とてもしなやかで丁寧。繊細な指先の動きによってYキッドには色気のような少し妖艶な雰囲気を感じます。
蘭とのアクション中もその表情に余裕がたっぷりある。大体口許上げて笑ってます。綺麗すぎて仮面のような表情はまさしく年齢不詳&正体不明で世紀末みのある、黒羽快斗が透けてないキッド。

「ご親切にどうも、ありがとう」の時は前通路中央かつシルクハットを指さしてくれたあたりに視線送りがち。シルクハットを見つけた時の「おやおや、こんなところにありましたか」あたりもしっかり客席見てくれます。ちなみにめちゃくちゃ笑顔。このファンサ?をこれまでに2回頂きまして、その後無事召されましたありがとうございますここが私の墓場ですはい決定。今でも引き摺ってますよほんとに!!!!恋に落ちる音がしちゃったな〜!!!!!スキ!!!!!(クソデカボイス)
アクションシーンの後に壇上へ戻る時も、必ず通路の角で止まってきっちりお辞儀をされる。ラストの退場シーンの階段も一段ずつ上がるのではなく、タタンッタタンッとステップ踏んでいる。
その後姿を消す時も脚を大きく広げてスモークをぶちまけ、スモークに隠されながら脚を揃えてシルクハットに手を添えてポーズをしっかり決める。
なんて美しすぎる一連の動き…洗練されすぎてます…。逐一指先が美しすぎるんです。困ります、私目が二つしかないのでお顔と指先のどちからにしかピントを合わせられないんです。そうなるとお顔が強すぎるのでお顔観ちゃいますよね!!!!正当防衛ですね!!!(???)
Yキッドをイメージする呼び名はそのまんまですが「世紀末の魔術師」ですね…はぁ…すき…(まだ言ってる

と或るYキッドの回の話です。
アクションの最中に衣装の装飾?か何かの紐が千切れたのか、通路にぴろっと落ちていたんです。
それどうするんだろーと思っていたら、シルクハット拾う動きの途中で回収して更にハットの中にその暇を入れてハットを被っていらっしゃいました。確かに、一度被ってしまえば以降脱ぐ場面は無いから隠せますもんね。よくあの場で冷静な判断が出来るなぁと心の中でスタオベしました。プロってすげえ!(語彙力/Zero)

これは余談なのですが、私劇場版だと「世紀末の魔術師」の怪盗キッドがいっっっちゃん好きなんです。あのミステリアスな雰囲気がたまりません。
つまりそういうことです。必然でした。お察しください。大好きです。突然の告白かな?


ちなみにキャストさんは1日に何人かでシフト制だと思いますが、もちろんこればかりは言うなればガチャです。ゲスト側は選べません。
私はこれまで3日インパ合計11回体験して、Tキッドが2回、Yキッドが6回、あとの3回は申し訳ないのですが興奮していて記憶がないです\(^o^)/もう1人別のキャストさんがいらっしゃるのかな…?くらい。クソこのポンコツオタクめ、仕事しろと今自分を戒めています。
どのキッドも素晴らしく、しかもそれぞれ表情や動きに違いがあるので何回も何回も楽しめますー!!

そもそも!そもそもですよ!!
ユニバで怪盗キッドってなかなか見れないじゃないですか。何故なら映画が4年に1度しか出番がないので、キッドも4年に1度しか会えませんし。
紺青の時のミスレスにも出てきましたが、あの時のミスレスはコロナ前だったので今みたいに全席テーブル席ではなく、中央フロアに何個もの横長テーブルに席がすごくキッチキチにセッティングされていましたよね?晩餐会の食卓みたいなイメージ。なのでキッドが出てきても距離が遠くて残念ながらあまり拝見できなくて…。
リアル脱出ゲームでも何だかんだ、最後の答え合わせショーで少し拝見出来るくらいでしょうか。

それなのに今年になってオールシーズンでキッドに会えるんですよ!!!
しかも実質無料コンテンツ!!!おいおいおい!!
これだけで最高だっていうのに、キッドがあまりにもキッドすぎるんですもん…。さすがユニバのエンターテイナークオリティ。信頼しかないっす。
つまり何が言いたいかというと、怪盗キッドを間近で見れるということだけで私にとってはそもそもリピート案件なのです。

ねえねえユニバさん、もしよろしければ公式ビジュアルブックとか作りません…???
なんかワンピで前そういう商品ありませんでしたっけ?ああいうのを今回のアトラクションでもやってほしい…。
もっとハッキリ言語化するならこれ↓

「jpegで!!!あわよくば紙で手元に!!!イケメンと美女の写真が欲しいんやが!!??!!!!」

強欲なオタクはそう願っております!!!!



②我々の日常と名探偵コナンの絶妙な距離感とリアル感について

私がアトラクションを何度も何度も体験する根底にあるのがこれ。
全然大したことではないし、本当に感覚的な話になるので多分伝わらないと思います…が、書き殴ります。

どういうことかと言うと、「我々の日常の中に名探偵コナンが在る」のではなく「名探偵コナンの中に我々の日常が在る」と思わせてくれるリアルな距離感なんです。

これまでもクールジャパンでコナンコラボはたくさんありました。
その中でもミスレスはまさしく後者にあたるショーだと思うのですが、ミスレスはフルエンターテイナーによるリアルショーですからね。言うまでもなくそりゃそうなんですよ。
ただこのアトラクションはキャストさんが出てくるとは言え、メインはスクリーンになるわけじゃないですか。怪盗キッドと蘭と園子が動き回るとはいえ、終盤は映像がメイン。
にもかかわらずどこでリアルな距離感を感じるかというと、コナンくんの声の高さの違いなんじゃないかなって思います。

コナンくんって安室さんや怪盗キッドや平次と比べて園子や蘭やその他の初対面に近い人に話す時って声が高くなりますよね?友人はコナンくん推しなのですが、その高くなる声を「よそいきの声」と呼んでいます。
そして友人はそのよそいきのコナンくんの声がたまらなく大好きなんです。
そしてそのよそいきの声で私たちに最後、「みんな!今日はありがとう!こーんな素敵な景色が見られたのも、みんなのおかげだね!」ってこちらを向いて話してくれるわけです。
「コナンくん」が「私たちという初対面の人間」に話しかけてくれてる。これが今までのコラボアトラクションにはあまりなかった…!!
名探偵コナンをリアルに感じるための要素として主人公であるコナンくんの存在はあまりにも大きい。だけどそれはコナンくんがコナンくんであるために、ミスレスやリアル脱出ゲームでは表現しきれない。
モニター越しのアニメ映像ではなく、立体的な映像でこちらに話しかけてくれるコナンくんはこれが初めてでした。
コナンくんと私たちでコミニュケーションが成り立っているんです。
"コナンくんがそこに居る"という認識が出来上がるだけで、名探偵コナンの世界に私たちが「モブA」「モブB」として成り立つような気がしていて…。

ラストのラスト、ゲストにカウントダウンさせるのはすごく良い演出だなぁと思いました。
一人一人ではただのモブでしかない私たちが一つになることで、一致団結することでコナンくんの力になれてるというか。コナンくんとリアルにコミュニケーションが取れているのがより実感出来る。私は毎回あそこ全力カウントダウンしてます。あそこ、なんか劇場版みたいじゃないですか?すごく臨場感があって何回体験してもドキドキしてます。

或る回でカウントダウン後、コナンくんがサッカーボールを宝石に当てて海に蹴り飛ばした後、シーンと無音になっているシアターで小さいお子さんのこんな声が聞こえてきました。

「コナンくん、すごーい!」

シアター内がすごく微笑ましい雰囲気になりました。なんなら拍手すら起きました。
でもそういうことなんですよ。あの小さいお子さんの何気ない声が全てだなって。私、これ聞いてハロ嫁のラストのコナンくんを思い出して泣きそうになりましたもん。限界オタクすぎる。

私はこのアトラクションの中に入って園子のオープニングが始まった途端に「鈴木次郎吉氏が開催するジュエリー展覧会に参加しにきた」というだけのシンプルな気持ちになれます。
あくまで"宝石を観にきた"っていうテイストで体験すると、怪盗キッドが現れたり爆発に巻き込まれそうになったり、めちゃくちゃ非日常でありながらリアルじゃないですか?
私たちの日常ではこんなこと無論有り得ないけど、名探偵コナンでは日常ですから。コナンの世界に入り込めてるーって感覚にすごく浸れるんですよね。

個人的には怪盗キッドの客席に向けての台詞があるのも凄く良い。これがあることでただの一方的にゲストが見ているだけのショーではなく、ジュエリー(ショー)を観に来たゲストがそれを盗もうとする怪盗キッドを目撃したジュエリー展覧会というリアリティがぐっと引き上がりますよね。

「ところで私の帽子、見ませんでした?」

そしてそれに対する反応を見越した上でのレスポンスが、

「(教えてくれて)ご親切にどうも、ありがとう」

ですから。

怪盗キッドとリアルなコミュニケーションが成り立つコンテンツ、まじで最高です。

私は元々のこの場所で稼働していたターミネーターは小学生くらいで体験してますが、正直まったく覚えていなくて。
だからこそターミネーターと比較しようがないというのもあると思いますし、私が怪盗キッド推しというのもあると思うんですが、名探偵コナン好きな人程たまらんスルメアトラクションじゃないかなーって思ったんですけど、どうでしょう??
ちなみに友人いわく、もう何回も体験してるくせに毎回毎回キッドが上から降りてくる度に「はァアかっこいい…!!!」という私の声が漏れているらしいです 笑 いっつも初回みたいな新鮮な反応するから横で見てて楽しいよって言われました(^ω^)褒められてるのか??

これまた余談ですが、キッドは序盤のステージが地下に降下していってスモークがどかーーん!!ってなったあたりから既にスタンバイされてます。着地点あたりの席だと上を見た時にスタンバイしてるキッドが観れます。ほぼ脚の裏ですけどね!(スクリーンを観ろ)

ワンピは今は履修外だし(エースが死んでしまったところでリタイアしてしまいました)、そもそも夏に出歩くのが億劫なオタクなので次にユニバ行くのは9月以降になるかな〜。
また懲りずにキッドにときめいてくると思います。

おわり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?