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作曲の仕方 ①歌詞を考える

私はCYANOTYPEというバンドをやっているのでとにかく作詞作曲をしていることが多いのですが、ツイッターで制作活動していることをつぶやくと、皆さん反応して応援してくださいます。優しい世界。

何度かお話させていただいてるのですが、CYANOTYPEは過去に権利関係で演奏していた楽曲が全て使えなくなってしまったことがありまして……。
そこから自作自演出来るようにシフトしていくのですが、ライブをストップして0から書き溜めているときは本当に辛い状況でした。分かってくれる人が周りに居なかったので、今の状況は本当にありがたいとしみじみ思います。ありがとうございます!

さて、先日、使っている作曲ソフトについてツイートしたところ、今は作曲もコンピューターか、との反応をいただきました。確かに、どんな風に作曲をしているか、細かくお話したことがなかったのでこれを機会に一度noteにまとめてみることにしました。長くなりそうなので、全5回に分けて書いてきます。興味がある方は読んでみてください。

①歌詞を考える
②歌詞をメロディーにする
③PCで具体的にメロディとコードを打ち込む
④アレンジを考える
⑤仮歌入れ

①歌詞を考える

考えることが大好きなので、とにかく色んな事を考えます。感じたこと、考えたこと、想像したこと、不思議に思ったこと、思想や思い出などなど。そこらへんの考えを自分なりにまとめていきます。
私の場合、広く浅くっていうよりは狭く深く考えることが多いので(答えの出ないものを考えるのも好きだったりします。)アンテナを張る、というよりは気になったところが一つでもあったらずっと考えてるタイプです。こうして出来上がった考えを、こねくり回して歌詞という形にしていきます。

乱雑に、とにかく書いていくこともあれば、サビの部分の歌詞をまず作って発展させることもありますが、この時点では歌詞の確定はさせず、メロディにしたりアレンジを作るときにどんどん変化させます。なので歌詞の下書きって感じですね。こんな下書きを思うままに書いていくので、未完成なものがたくさん貯まっていくのですが、その中から欲しい曲調やイメージのものを優先して進めて、形になったら次のメロディー制作の工程に進みます。

ちなみに、最初はスマホのメモ機能を使って書いてたのですが、スマホが壊れて歌詞が消えてしまったので、それからはずっとスマホアプリのEvernoteを使ってます。自動でバックアップできるので便利です。ただ、海宝くん(CYANOのボーカル)にwordにしてほしいとお願いされ続けているので、そろそろ重い腰をあげて移行しようと思っています。

このEvernote、作成日時でソートしてみたところ、一番古い歌詞は2013/1/23、曲は1stAlbumに収録されている「鐘」でした。次回はメロディーについてお話させていただきます。

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