こすぎのENGAWAリニューアルオープンと、最近思うこと等々
4月1日にこすぎのENGAWAがリニューアルオープンしました。
新たなカウンター席を増設。フードメニューも充実したものとなりました。
新たなカウンターを作ったのは、やはりバーはカウンター席に集まると感じたから。テーブル席に座ってゆっくりとというお客様もいらっしゃいますが、ひとりでふらっとやってきた方は、やはりカウンター席の方が居心地いいとなります。そして、バーにやってくる方は、ふらっとな人の方が多いわけで。ならカウンターを増やしましょう、ということになるのです。
ドアを開けて2つのカウンターテーブルとお客様を見ると、人が集まっているように見えます。やはり人は人が集まっているお店に来たがるもの。人が少なかったら不安がります。その点でも、カウンターに人が集まるのを見せるというのも、集客としていいことだと思います。
リニューアルでもう一つ変えたのが、フードメニューの充実。今回、ワインとのマリアージュとして選んだのは、フランス料理やイタリア料理ではなく、中華料理です。
これは、中華料理は毎日食べても飽きないこと。それと、他で行っているところが少ないこと。
正直、フレンチやイタリアン+ワインで勝負しても、本格的なところには敵いません。常連として毎日通うというのも難しいでしょう。
対し、中華料理の場合、確かに本格店のような味は出せないかもしれません。ただ、ワインとのマリアージュを考えて出すところはあまりありません。
あくまでこすぎのENGAWAはワインバー。その基本線は外したくありません。その中で、毎日楽しめるちょっとした中華料理を出そう。しかも、ワインに合うものを。
ワインに特化し、毎日食べても飽きない中華で掛け合わせ、マリアージュする。その尖った感じでいこう、と決めました。
この2点が今回のリニューアルで大きく変わったところ。
ここからは、緊急事態宣言で営業を自粛していた時に飲食店等で感じたことを、つらつらと書いていきます。
①時短営業はお客にとってもお店にとっても必ずしも悪くないかも
一番感じたのはこれ。終わりの時間がはっきりしていると結構楽です。
正直長くだらだら飲むのって健康面でもよくないですし、少量のお酒で長い時間粘るというのは、お店にとってもあまり好ましいことではありません。
それが、終わりがはっきりとしていることで、この時間まででとスパットやめることができる。その間にしっかりと飲もうということにもなります。まあ、今までも閉店時間は決まっていてそのはずなんですけど、だらだら続くことが多かったなぁ、という印象です。
時短で終わりがはっきりとしている方が、次も行きやすくなる、というのが自分の実感。もちろん、仕事が早めに終わる等条件はありますけど。
そういうわけで、こすぎのENGAWも、時短要請が終わった後、これまで午前1時(25時)閉店だったのを、午前0時(24時)閉店にする予定です。
②小杉に特色あるお店を増やしたい
コンセプトというか、特色ある店は強いな、と感じました。来る人を選ぶかもしれませんが、常連はできやすいですし、ぶれないので。
こすぎのENGAWに関しては、まずワインバーであること。武蔵小杉でいい空間のワインバーを。
意外と武蔵小杉でワインを全面的に出したお店はありません。イタリア料理店はありますが、あくまで料理店。
だからこそ、こすぎのENGAWAは武蔵小杉をより豊かにするようなワインバーでありたいと思うのです。
フードを中華にしたのも仕掛けのひとつ。近くの「餃子マニア」さんと提携して餃子を出すこともできます。こうして地域全体で特色あるお店を紹介し合い、地域で発展することが重要な気がします。
武蔵小杉に特色のあるお店が増え、その一つとしてこすぎのENGAWAがあって、地域がより豊かになる。そうなったら生活がより楽しくなると思うのです。
理想論ですが、特色あるワインバーとしてこすぎのENGAWAがより多くの人に利用してもらえれば、幸いです。
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