見出し画像

タイタンズを忘れない

もう日付が変わり、16日となってしまったが、1月15日はマーティン・ルーサー・キングJr.(キング牧師)の誕生日。言うまでもなくアメリカの公民権運動で活躍したリーダー。

アメリカでは1月第3月曜日がキング牧師の生誕を祝う休日とされている。いつもNYでは黒人教会に呼ばれてセレモニーに出席したり、劇場での式典に参加したりしていた。国連でも必ず特別プログラムが開催されるので出席していた。

キング牧師の誕生日で思い出したのが、映画「タイタンズを忘れない」(主演:デンゼル・ワシントン)。1971年のアメリカ・ヴァージニア州アレクサンドリアでのストーリー。公民権運動によって人種の壁が取り払われようとしていた頃。白人の高校と黒人の高校が統合され、フットボールチーム「タイタンズ」は黒人のコーチの指導の下、練習が行われた。白人と黒人の混じったチームということで、もちろんチーム内は衝突だらけ。人種差別発言や暴力やちょっとした失言などが大喧嘩になるなんてことは茶飯事だった。

しかし黒人コーチ・ブーン氏(デンゼル・ワシントン)のユニークな指導で生徒たちは自分たちの愚かさに築き、徐々にお互いを受け入れ、理解しあい、人種を越えた絆が生まれ、チームが一丸となっていく。そこから奇跡が生まれていく。

映画の中では、マーヴィン・ゲイのヒット曲など1970年代に活躍した黒人ミュージシャンたちの楽曲も使用されていることも非常に魅力的だ。

非常に感動的なストーリーだ。そして僕がブラックカルチャーに足を踏み入れるきっかけとなった映画の一つでもある。

友情とは何か?信頼とは何か?を学べる、感動のストーリー。この週末にまた見ようと思う。僕の中では、まさに風の時代にふさわしい映画。

久々に映画をどんどん見まくりたいと思い、Noteを書かせていただきました。

最後にキング牧師のご子息、マーティン・ルーサー・キング三世にお会いしたときの写真があったので、ここに掲載いたします。

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?