環境のせいにせず、環境のせいにすること

【好きなことをすることについて】

「自分にしかできないことをやっているという事実が、自分を勇気付け安心させてくれる」

学生起業という選択をし、「デニムを通じて社会に貢献する」と決めたとき、はじめは正直不安で不安で仕方がなかったですが、なんとかこの言葉にたどりついて心を落ち着かせています。

就職活動含め、誰もが一度は自分の生き方について大きく悩むと思います。ぼく自身、生き方に悩んだときには、以下のプロセスで解消してきたことにあとから気付きました。


生き方に悩んだときの解決プロセス 

生き方について悩む(0)

→とりあえず行動する(1)

→自分の好きなことを見つける(2)

→生業について悩む(3)

→自分にしかできないことを見つける(4)

→確信を持って行動する(5)

→道が拓ける(6)

(2)まで到達せずになんども道を変えたり、(4)ができずに(3)で深い思考迷路にはまってしまったこともあります。(6)は未だ通過したとは言い切れませんが、今のところ自信を持って行動しています。


やりたいことが変わったときにすぐに動ける身軽さを 

ぼくは、「人間は基本的にやりたいことは簡単に変わる」と思っています。飽きてしまったのか、挫折してしまったのか、原因はいろいろでしょうが、生涯通して1つのことしかやらない人はほんとうに一握りだと思いますし、その方が必ずしも幸せだとは思っていません。

大切なのは「やりたいことが変わったときに、すぐに動き出せるかどうか」だと考えています。それができなければ自分を押し殺し、モヤモヤした毎日を送ることになってしまいます。

資産も家庭も持たない若者の戯言だと言われてしまえばそれまででしょう。ただ、少なくとも学生のうちは上記のプロセスを実行してみても良いのではないでしょうか。(0)で止まってしまうのはほんとうにもったいないです。


環境のせいにせず、環境のせいにすること 

逆説的ですが、「自分がこれをしたらあの人に迷惑がかかる」「ここまでやったんだからいまさら辞めるのはもったいない」と、周囲の環境を理由に行動を諦めてしまうのではなく、「今の環境は自分にとって良くない」「自分にとって心地の良い場所はどこか」と常に考え、動き続けることが大切なのではないでしょうか。

ただし気をつけなければいけないのは、単純に自分がやりたいことだけを追求してもいけない、ということです。

人間として生まれ、社会を構成する一員である以上、働き方や生き方を通して、なにかしら世の中の役に立つ必要はあると思うのです。

ぼく自信はこれまでの人生で比較的、環境を自由に選べた立場にあり、ほんとうに恵まれていると思っています。だからこそ、自分の好きなことで社会に貢献し、使命感を持って行動しよう。と考えています。

山脇、毎日。