手のひらをじっと見つめる

久しぶりに自分の手のひらを、じっと見つめました。

一昨日、つくばで開催したインディゴ染めのワークショップ。同日には弟の島田が福岡でイベントを行い、EVERY DENIM初めての同じ日に別の場所でイベント主催となりました。

ぼくの方はいつも通りバタバタしました。いつも染めのワークショップをするときは、弟が液を扱いうことが多く、一層バタバタだったと思います。

おかげで手は真っ青に。手のひら、手の甲、爪まで完全に染まりました。

イベントが終わった後、ふと、染まった自分の手のひらを見つめて、ああ、この感覚は久しぶりだなあと思ったのです。

ネイルや占いに熱心な人なら、自分の手を見るなんてしょっちゅうでしょう。ぼくはどっちでもなくて、野球部だった頃こそ毎日手の状態をチェックしていたものの、最近は爪を切るときくらい、手をじっと見るなんてなくなっていました。

毎日当たり前のように使っている、自分の手のひらを、じっと10秒間、見つめてみる。それだけで、せかせかしていた気分にブレーキがかかり、ちょっとだけ心が落ち着きます。

自分の身なりにしか関心がなかった思春期はもう戻ってこないから、ちゃんと自分の体を、変化を、感じ続けていたいです。

山脇、毎日。