力になりたい人との出会いが自分に力をつける
ちょうど2週間前、こんなことを書きました。
何もできないぼくがつける力|山脇、毎日。|note(ノート)
自分が日々生きる中で、どんなスキルが身についているんだろうか。取って代わられない存在へと向かっていってるのだろうか。普段はそんなことめったに考えませんが、なぜかこの時はたまたま、そう思ったのでした。
自分についている力を理解するというのは、本当はなかなかに難しいことで、「業界」とか「役職」とかが、その手助けをしてくれているんだと思います。
だから、社会的な役割も、組織としての枠組みも、明確に定まっていない中にいるぼくにとっては、意識しないと考える機会がなかったのでしょう。
そんなぼくでも、自分の力について、はっきりとわかる時があります。
それは、たった1人の誰かの、役に立ちたいと思った時。「何かこの人の力になりたい」と本気で思えた時にはじめて、自分にできることとできないことを痛感します。
今の自分にできる限りのことをする場合もあるし、それでも足りない、なんとかしたいと思えば、なんとかしようと頑張れます。
なんとかしたいの"なんとか"は、自分で決めるものであって、決して誰かが決めてくれるわけじゃない。自分の心の底から出たなんとかは、強く、自分自身を意識させます。
だからぼくは、「なんとかしたい、力になりたい」と思う人と出会えることを幸せに思います。出会いこそがぼくに力をつけてくれると思うからです。
「自分にしかできないこと」を探し求めて悩んでしまう人がいます。そういう人に、「そんなのなくったっていい」と言う人がいます。
ぼくは、自分にしかできないことは、誰にだってあると思っています。友人や家族、コミュニティを大切にすることは、中の人にしか叶いません。距離の近さはとても大事です。
もうほとんど、言いたいことはこれに尽きます。
ぼくが誰かを大切に思うのと同じくらい、ぼくの知らない誰かが、知らない誰かを大切にしてくれたら、それでいいんじゃないか。
大切にしたい人との出会いがあった今日、またこのことを、強く思いました。
山脇、毎日。